《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン/Odd-Eyes Revolution Dragon》 †
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻 ?/守 ?
【Pスケール:青12/赤12】
(1):自分はドラゴン族モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分の墓地のドラゴン族の融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できない。
手札からのP召喚、または自分フィールドのドラゴン族の融合・S・Xモンスターを1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードを手札から捨て、500LPを払って発動できる。
デッキからレベル8以下のドラゴン族Pモンスター1体を手札に加える。
(2):このカードの攻撃力・守備力は相手のLPの半分の数値分アップする。
(3):1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て持ち主のデッキに戻す。
遊戯王ARC-V 最強デュエリスト遊矢!! 第2巻 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の特殊召喚・ペンデュラムモンスター。
特殊な召喚制限を記した効果外テキストと、以下の効果を持つ。
特殊召喚方法が厳しく制限された特殊召喚モンスターであり、フィールドに出すには専用の構築が不可欠となる。
しかし蘇生を行う(2)のペンデュラム効果や、自身を手札から捨ててサーチを行う(1)のモンスター効果は、このカードを特殊召喚せずに使用でき、しかも汎用性が高い。
そのため、特殊召喚は全く狙わず、専らサーチ・蘇生効果のためだけに複数枚デッキに投入される事が多い。
オッドアイズに属する点も扱いやすく、《天空の虹彩》を筆頭に多数のカードのサポートが受けられる。
もちろん、普段はサーチ・蘇生役として扱いつつ、状況を見て特殊召喚できるような構築にしても良い。
ペンデュラムゾーンに置く場合、スケール12という非常に高い数値を持つが、ドラゴン族しかペンデュラム召喚できない制約が課される。
ドラゴン族が大多数を占めるデッキであれば、スケール要員として申し分のない性能と言える。
レベル8以上をペンデュラム召喚できるのは、高レベルモンスターの多いドラゴン族にとって有用であり、特に《アモルファージ・イリテュム》はエクストラデッキからの再利用が容易に行える。
(2)のペンデュラム効果は蘇生対象が広く、自身を蘇生を行う通常魔法のように扱う事ができる。
この効果の使用後はペンデュラムゾーンを離れるため、ドラゴン族以外の種族を扱うデッキでもペンデュラム召喚の邪魔になりにくい。
自壊もこのカードでサーチ可能な《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》のペンデュラム効果のトリガーになる。
モンスターとしてフィールドに特殊召喚する場合、その方法は2種類用意されている。
だが「ドラゴン族の融合・シンクロ・エクシーズモンスターを1体ずつリリースする」方法は、あまりに消費が重く現実的ではない。
もう1つの「手札からのペンデュラム召喚」も、レベル12である事からスケール13の《覇王門無限》がほぼ必須となるため、構築がかなり縛られる。
ただ、(1)のモンスター効果で《覇王眷竜ダークヴルム》をサーチし、さらに《覇王門無限》をサーチすれば、ペンデュラム召喚の条件が整う。
同名カードを2枚揃える必要があるが、サーチ・サルベージ手段はそれなりにあるので、2番目の方法に比べれば難易度は低い。
ただし、《覇王眷竜ダークヴルム》のペンデュラム効果を発動すると、そのターン闇属性モンスターしかペンデュラム召喚できなくなるデメリットが付与され、1ターン待つ必要が生じるので注意。
他にも、同名カードをペンデュラムゾーンに置いた上で、《EMビッグバイトタートル》のペンデュラム効果でレベルを下げたり、《魂のペンデュラム》でペンデュラムスケールを上げるといった方法もある。
(1)のモンスター効果は、手札のこのカード自身とライフポイントをコストにサーチを行う効果。
特殊召喚せずに使えるのが利点であり、メインデッキに入る殆どのドラゴン族ペンデュラムモンスターをサーチできる。
オッドアイズ・アモルファージ・竜剣士・竜魔王などのカテゴリやデッキの核でありながらサーチ方法の少なかった《覇王眷竜ダークヴルム》など、汎用性の高いものにも対応する。
《終焉龍 カオス・エンペラー》はサーチした上で墓地で特殊召喚のコストにもなるため非常に相性が良い。
(2)のモンスター効果は、自己強化効果。
「相手ライフポイントの半分の数値分アップ」であるため、このモンスター単体では基本的に直接攻撃で相手ライフポイントを0にする事ができない。
ライフポイントが減っている終盤では下級モンスターにも劣る数値にしかなれないが、その場合はアタッカーではなく(3)のモンスター効果目当てに運用するべきだろう。
(3)のモンスター効果は、ライフコストを支払い、お互いのフィールド・墓地のカードをデッキに戻す効果。
このモンスターを残しリセットされるが、上述の通りこのモンスター単体ではフィニッシャーとなることがほぼ不可能である。
できるならば手札から魔法カードを使って再展開あるいはこのモンスターの強化をしてライフポイントを削っていきたい。
前述のように特殊召喚にはかなり手間がかかるので、効果だけコピーしてしまうのも手である。
ペンデュラムモンスターではあるが、(1)のモンスター効果のコストとする事で容易に墓地へ送る事ができ、コンボを組みやすい。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》は【オッドアイズ】でも出しやすく、元々の攻撃力が2800なので(2)のモンスター効果と併せて大きなダメージが期待でき、相手のライフが5600以下なら直接攻撃が通れば勝利できる。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》が出しやすい【魔術師】【DD】【魔界劇団】などに《覇王眷竜ダークヴルム》などの汎用性の高いモンスターと共に出張採用するのも良い。
それ以外のデッキでも、(1)のモンスター効果でドラゴン族ペンデュラムモンスターをサーチするためだけに採用を検討できる。
- 初出時に封入されていた袋では「みんなの応援で覚醒した究極龍!!」と記載されている。
これは、作中で歓喜の感情から生まれるエネルギー(デュエル中のデュエリストを応援する際にも生じる)を受けて誕生したことに由来するのだろう。
- 発売直後に書籍が品薄となり、一時は書籍の倍以上の価格でカード単体が取引されていた。
その後は重版され価格は落ち着いてきている。
- 特殊召喚時の口上は「3体の龍の力を宿し生物の頂上を極めし龍よ!!!ここに生誕せよ!!!《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》!!!」。
関連カード †
―(1)のモンスター効果でサーチ可能なレベル8以下のドラゴン族ペンデュラムモンスターについてはドラゴン族のペンデュラムモンスターを参照。
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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