遊戯王カードWiki - 《氷結界の三方陣》

《氷結界(ひょうけっかい)の三方陣(さんほうじん)/Magic Triangle of the Ice Barrier》 †

通常魔法
(1)：カード名が異なる手札の「氷結界」モンスター３体を相手に見せ、
相手フィールドのカード１枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊し、手札から「氷結界」モンスター１体を特殊召喚する。

　効果はカードの種類を問わない破壊＋特殊召喚と一見便利だが、手札の氷結界３種類を公開するという発動条件を満たすのがかなり難しい。
　このカードと氷結界モンスター３種類を合わせた、実に４種４枚以上のカードを手札に持っていなければ発動できないのである。
　手札公開はコストなので、無効にされると一方的に情報アドバンテージを失うことになり、手札が減る中盤以降は発動自体が難しい。
　《氷結界の紋章》を使い、最上級モンスターをサーチしておきたい。

　中盤以降で発動したいなら、やはり《サルベージ》との併用が望ましく、上級氷結界とこのカードがある状態で使うのが理想的。
　しかし特殊召喚は手札から行うので消費が激しく、特殊召喚を最後に行うので《奈落の落とし穴》などは普通に受けてしまう。
　発動タイミングを見誤ると、あらゆるアドバンテージを失って一気に不利になるので、発動する際は細心の注意を払う必要があるだろう。

破壊と特殊召喚は、同時に処理される効果であるという裁定が出ている。
選択したモンスターが破壊をトリガーとする任意効果を持つ場合、タイミングを逃すことなく発動させてしまうので注意。

公開する氷結界は「３枚」ではなく「３種類」なので、同名カードを２枚以上所持していても発動条件は満たせない。
また、選択したカードをリリースされるなどしてこの効果で破壊できなかった場合、特殊召喚効果は適用されない。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALでは氷結界の隠しデッキに投入されている。
強力ではあるが、初期手札の都合上一度発動条件を逃すとそのまま腐ってしまいやすい、諸刃の剣である。
一部のゲーム作品では《Ｄ－ＨＥＲＯダイヤモンドガイ》の効果で発動した場合、挙動がおかしくなりゲームが停止してしまうバグがある。

2017年10月の「デュエルリンクス」では、数少ない除去効果を持ちつつ最上級モンスターも特殊召喚できるこのカードを軸にした【氷結界】が主流デッキの１つとなっていた。
初期手札が分散しやすくなるスキル「バランス」や、上級モンスターが来る確率を上げる「ヘビースターター」との併用でこのカードの発動を補える点も噛み合っている。

Ｑ：特殊召喚と破壊は同時ですか？
Ａ：同時です。(10/02/21)

Ｑ：選択したカードが存在しなくなり破壊できなかった場合、特殊召喚できますか？
Ａ：破壊できなかった場合、特殊召喚もできません。(10/02/21)

Ｑ：効果処理時に手札に特殊召喚できる氷結界が全て存在しなくなった場合、破壊する効果は適用されますか？
Ａ：はい、適用されます。(10/05/18)

Ｑ：このカードにチェーンして、発動コストとして公開した３種類の氷結界モンスターのいずれかを宣言して《マインドクラッシュ》が発動されました。
　　公開した３種類の内の１枚が墓地に送られますが、この場合破壊する効果は適用されますか？
　　また、特殊召喚する氷結界モンスターを選ぶタイミングはいつですか？
Ａ：はい、適用されます。
　　また、特殊召喚する氷結界モンスターを選ぶタイミングは効果処理時になります。(10/06/26)　

Ｑ：《Ｄ－ＨＥＲＯダイヤモンドガイ》の効果で「手札に１枚も氷結界が無い」時に発動できますか？
　　また、１枚ある場合はどうですか？
Ａ：どちらの場合も、コスト無しで発動する事はできます。
　　ただし特殊召喚できない場合は破壊も行われません。(11/06/10)

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