《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−/Labyrinth Wall》 †
通常モンスター
星5/地属性/岩石族/攻 0/守3000
フィールドに壁を出現させ、出口のない迷宮をつくる。
Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した地属性・岩石族の上級モンスター。
種族以外は《千年の盾》と全く同じステータスであり、基本的な使い道は《千年の盾》を参照。
《おもちゃ箱》に対応するレベル5は現状このカードと《千年の盾》・《伝説の決闘場》だけなので、あちらでランク5を狙うのならばこれらと共に採用を検討できる。
こちらは岩石族のサポートカードに対応する。
とはいうもののその候補は、【アステカ】のように《断層地帯》とのコンボに利用したり、《怒気土器》により幾分楽にリクルートできる程度。
ラビリンス・ウォールに属するので《迷宮に潜むシャドウ・グール》で容易にサーチできるが、上記のようなサポートでリクルートする方が運用しやすく、あまり利点になっていない。
- 「ラビリンス(Labyrinth)」とは「迷宮」の意味。
ギリシャ神話に登場するクレタ島のクノッソスの迷宮「ラビュリントス」が、迷宮と呼ばれるものの最古の物とされている。
ミノス王はダイダロスに命じてこの迷宮を建造し、ミノタウルスを閉じ込めた。
ちなみに、「迷宮」とはほぼ一本道の広大な建造物を指し、複雑に枝分かれした「迷路」とはまた別物である。
- 迷宮が出現した際、遊戯は「未知なる決闘!!」と驚いていたが、2話後には「オレ達には見えないが実際には天井が覆っている闇のダンジョンって設定になっている」とやけに詳しく語っていた。
さらに「迷宮フィールドで飛行ユニットは使えず、歩行ユニットでなければ攻略できない」と説明している。
歩行ユニットに「戦士・騎士族・魔族・獣族」、飛行ユニットに「竜族」が例として挙げられているため、種族に基づいて設定されているようだ。
- アニメGXでは第1話から第33話で使用されたEDの映像の中に確認できる。
- アニメZEXALII第81話のスポーツデュエル大会の百人一首において読み上げられ、璃緒がこの札を取った。
- どのような姿で召喚されるのか気になるモンスターだが、真DMの戦闘CGでは迷宮兄弟戦の舞台となった、碁盤の目のような模様の入った「床」がまるごと召喚される。
その床から壁が絶えずニョキニョキと生えてきたり縮んだりするという、他に類を見ない姿となっている。
DS作品では壁面の一部が出現するだけとなった。
- デュエルリンクスでは、自分メインフェイズに手札を2枚デッキに戻す事で、自分フィールドに《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》1体を用意できるスキル「迷宮作成」を迷宮兄弟が習得する。
このスキルを使用して、1ターン目からシンクロ召喚で《ヴァイロン・エプシロン》などを呼び出し、フィールドを制圧していく【迷宮ヴァイロン】というこのゲーム特有のデッキが編み出されている。
のちにこのスキルのナーフにより【迷宮ヴァイロン】は構築不可能になっている。
CPUの迷宮兄弟(Lv.40)が使用するCPU専用スキルとして、デュエル開始時に《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》1体を守備表示で自身のフィールドに用意する「迷宮戦術:急」が存在する。
また、アニメZEXALにおける上記のエピソードの縁か、璃緒の使用時に専用セリフが存在する。
関連カード †
―《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》の姿が見られるカード
収録パック等 †
Tag: 《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》 通常モンスター モンスター 星5 地属性 岩石族 攻0 守3000 ラビリンス・ウォール