《溟界神−オグドアビス/Ogdoabyss, the Ogdoadic Overlord》 †
効果モンスター
星10/光属性/爬虫類族/攻3100/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター3体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ発動できる。
墓地から特殊召喚された表側表示モンスター以外の、自分・相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
デッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズで登場した光属性・爬虫類族の最上級モンスター。
自分フィールドのモンスター3体をリリースして自己再生できる起動効果、蘇生された表側表示モンスター以外のフィールドのモンスターを全て墓地へ送る誘発即時効果を持つ。
(1)は溟界最上級モンスターに共通する自己再生効果。
このカードは3体ものリリースが必要であり、モンスタートークンを用いたとしても消費が重いのは否めない。
基本的には他のカードの効果での特殊召喚を狙い、この効果はどうしても必要な時に使うくらいのつもりで良いだろう。
(2)は蘇生された表側表示モンスター以外の全体除去。
表側表示でいる限り1度だけの制限はあるものの、対象を取らず破壊も介さないため除去としての性能は高い。
自分のデッキが蘇生をメインの展開手段としていれば自分のモンスターの回避は狙いやすく、溟界もそれに該当する。
【爬虫類族】全般で利用可能な《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》を使えば、蘇生した自軍のモンスターが回避でき、一方的な除去が狙える。
ただし、同じことは蘇生をメインとした相手にも言えるので、この点で相手のデッキに効果の有用度が左右される。
- オグドアドの8神をモチーフとする他の溟界と異なり、太陽神「ラー」がモチーフと思われる。
神話においては、オグドアド達によってラーが産み出されたことで光が生まれ、真っ暗な「原初の水」も透き通り、熱で水が干上がって陸地ができ現在の世界の創世に繋がっていった、とされている。
それを踏まえてこのカードのイラストを見ると、他の溟界モンスターと異なる晴天のような青い背景や、自身の周囲に描かれた透明な水といった要素が神話の描写と一致する。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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