【光の黄金櫃】 †
デッキの概要 †
《光の黄金櫃》とその関連カードを中心に構築されたデッキ。
サポートカードは《光の黄金櫃》の存在を要求するものも多く、特定の魔法カードをキーカードとするデッキの中でも、特にキーカードの重要性が高いと言える。
《光の黄金櫃/Shining Sarcophagus》
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
「光の黄金櫃」を除く、「光の黄金櫃」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
(3):相手が墓地からモンスターを特殊召喚した場合、
手札から魔法カード1枚を捨て、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
《破壊竜ガンドラG/Gandora-G the Dragon of Destruction》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃力は、除外状態のカードの数×300アップする。
(3):LPを半分払って発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊し除外する。
その後、デッキから「光の黄金櫃」のカード名が記されたレベル7以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは、この効果で破壊したカードの数だけ上がる。
―《光の黄金櫃》のカード名が記されたモンスター
―相性の良いモンスター
エクストラデッキを重視するデッキではないため自由度は高く、《超融合》や(出張させた)ドラグマ関連のカードに枠を割くこともできる。
関連モンスターにはレベルを変化させる効果が複数見られるため、シンクロモンスターやエクシーズモンスターを採用する場合はなるべく幅広いレベル(ランク)に分散させたほうが対応力は増す。
一方で、《強欲で金満な壺》を採用する場合はエクストラデッキに投入するモンスターの数を絞る方が安定性は良い。
―シンクロモンスター
―エクシーズモンスター
―《光の黄金櫃》とそのカード名が記された魔法・罠カード
―相性の良いカード
戦術 †
先攻時は最低限《サイレント・マジシャン・ゼロ》を立てて魔法カードの運用を妨害する構えを取りたい。
ただ、それだけでは先攻1ターン目の動きとして弱いのは否めず、エクストラデッキの汎用モンスターや汎用罠カードの力も借りて、制圧力を高めたい。
どちらかと言えば得意なのは後攻時の動きであり、《破壊竜ガンドラG》の効果を通せれば全体除去からのラッシュで1ターンキルも視野に入る。
特に、ランク8を立てられる状況では《No.97 龍影神ドラッグラビオン》&《No.100 ヌメロン・ドラゴン》のコンボで1ターンキルとなる。
いずれにせよ、《光の黄金櫃》が無ければ基本的な動きも覚束ないので、あちらのサーチ及び除去からの防御は必須といえる。
その意味では後攻よりも先攻時の方が妨害は受けにくいため、マッチ戦ではどちらの利点を重く見るかでサイドデッキの構築も変化する。
このデッキの派生 †
上記の通りランク8を採用しやすいデッキなので、その特性をより高めた構築となる。
《光の黄金櫃》の関連カードは《光の黄金櫃》が無ければ機能しないものが多い都合上若干腐りやすく、それらを持て余したカードを手札コストとして消費してしまえば無駄がない。
また、【ホルス】も【光の黄金櫃】と同様に特定の永続カードに依存するデッキという点が共通しており、キーカードを集めにいくためのドローソースを共有しやすい点も噛み合うといえる。
ただし、ランク8を重視する構築では《強欲で金満な壺》・《金満で謙虚な壺》が若干使いにくくなる点は気を付けたい。
このデッキの弱点 †
マストカウンターが見切られやすいのが最大の弱点。
キーカードの《光の黄金櫃》のサーチ妨害及び発動直後の除去は狙われやすく、あちらが用意できなければ上級・最上級モンスターや関連魔法・罠カードが手札で腐る。
最悪、初手で《光の黄金櫃》を用意できなかった場合、手札事故で何もできず、返しのターンにあっさりと負けるケースすら起こり得る。
また、エースモンスターの《破壊竜ガンドラG》は効果の無効化に弱く、全体除去にチェーンされるとライフの払い損になった上で返しのターンに棒立ちするリスクも抱える。
余裕があれば効果の無効化を受けないように構えた上でモンスター効果を使用するのが望ましいが、無理な場合は適当なリンク素材にしてフィールドからどけられるようにしておきたい。
代表的なカード †
関連リンク †