デザイン公募企画 †
『遊戯王』シリーズでは、漫画の読者、アニメの視聴者、カードゲームのプレイヤーからカードやモンスターのデザインを募集する企画がたびたび行われている。
本ページではそれらについて情報をまとめる。
国内 †
遊戯王モンスターカプセル ブリード&バトル †
週刊少年ジャンプ98年8号で行われた、『遊戯王』シリーズ初の公募企画。
遊戯王OCG発売以前にKONAMIから発売されたプレイステーションソフト『遊戯王モンスターカプセル ブリード&バトル』に登場させるモンスターデザインの募集が行われ、《タイホーン》が採用されている。
『遊戯王モンスターカプセル ブリード&バトル』に登場したオリジナルモンスターはそのほとんどがOCGには登場していないが、《タイホーン》は唯一の例外としてOCGにも輸入された。
原作 †
週刊少年ジャンプ1998年21号で「キミの考えた必殺カード募集」として募集された。(締切は特になし)
1998年28号で中間発表として《虹色の翼》・《変化葉の妖精》・《地形開拓》・《復讐人形》が誌上に掲載されたが、原作では特に登場しなかった。
1998年35号(遊闘91)の扉絵に以下のカードは読者のアイデアを採用したものだと記されている。
遊戯王OCG発売前に発売されたゲームボーイソフト。
通称「DM1」。
モンスターデザインの募集が週刊少年ジャンプ1998年26号誌上で行われた。
週刊少年ジャンプ98年36号・Vジャンプ98年11号で「選ばれたモンスターの一部」として以下のモンスターが公開された。
DM1の収録カードは全てOCG化している。
- 《森破壊の魔獣》のみゲームには実装されていないため、OCG化もされていない。
公式発表はないが、富士見書房の『モンスター・コレクション』の「キマイラ」の盗作デザインの可能性が指摘されている。
- 誌上には「選ばれたモンスターの一部」と書かれており、全体で何枚が採用されたのかは不明。
ただし、DM1のスタッフロールのモンスターデザインの項目に200名の名前が掲載されており、誌上に掲載された採用者の名前が含まれていることから、おそらく200枚のカードのデザインが採用されたと考えられる。
遊戯王デュエルモンスターズGX †
2005年8月3日(第44話)〜8月19日まで「カードイラスト大募集」と題して募集されていた。
以下の3枚が劇中に登場したが、OCG化されたのは長らく《星見鳥ラリス》のみであった。
残り2枚は劇中への登場から約20年後の2026年にようやくOCG化された。
また、《星見鳥ラリス》のデザインは、アニメに登場したものとは異なっている。
遊戯王5D's †
2008年7月23日(第23話)〜9月1日まで「モンスターイラスト募集」と題して募集されていた。
以下の6枚が劇中に登場し、全てOCG化された。
なお《ドリル・ウォリアー》と《ドリル・シンクロン》は同一人物からの応募である。
遊戯王ZEXAL †
2011年5月2日(第4話)〜5月31日まで「モンスターデザイン募集」と題して募集された。
以下の3枚が劇中に登場し、全てOCG化された。
遊戯王ARC-V †
2014年3月17日〜4月21日まで、「遊戯王ARC-Vスタート記念 モンスターデザインコンテスト」と題して募集された。
同年6月22日のARC-V第11話の放送で《トランプ・ウィッチ》が採用されたことが発表された。
夢の付録カード研究クラブ †
2018年に、Vジャンプ誌上で行われた、これから登場するカードの特徴を読者の投票で決定する企画。
7月号ではテーマとしてカオス・ソルジャー、ハーピィ・レディ、HERO、代行者、ドラグニティ、炎星、DD、SR、PSYフレーム、魔弾が選択肢となり、SRが勝利した。
そして11月号では性能として「デッキを安定させる低レベルモンスター」「シンクロ素材として活躍するモンスター」「中盤を支える低レベルシンクロモンスター」「勝負を決める高レベルシンクロモンスター」が投票先となり、「勝負を決める高レベルシンクロモンスター」が勝利。
この結果《HSRカイドレイク》が誕生した。
海外 †
Make-A-Wish Foundation †
2005年に米国UpperDeck社と財団「Make a Wish Foundation」が難病のTyler Gressle少年の自分で遊戯王カードをデザインしたいという夢を叶えるために、世界に1枚しかない《Tyler the Great Warrior》を制作した。
インタビューによると、彼の描いたイラストを元に、高橋和希氏が2つのコンセプトアートを描き、その内1つを選んでイラストが制作されている。
攻撃力・レベルについては選んだが、召喚条件については特に指定する機会はなかったと答えている。
なお、Tyler少年は無事難病を克服している。
Design Your Destiny Card Contest †
米国UpperDeck社、および米国でのアニメ『遊戯王』シリーズの放送を行う4Kids社が開催した。
2006年10月13日〜11月3日まで募集され、年齢別に3枚の入賞作が選ばれGladiator's AssaultでTCG化された。
応募条件は17歳以下であった。
米国の開発チームによると、イラストのみ選考されたとしている。
《タン・ツイスター》の原案イラストには応募者によってカード名の候補が書かれているが、採用されていない。
Duel to Rule Sweepstakes †
2010年3月15日〜4月10日に米国でのアニメ『遊戯王』シリーズの放送を行う4Kids社が開催した懸賞イベント。
応募条件は米国在住の3歳〜17歳であった。
当選者1名にはカードデザインの権利以外にもYu-Gi-Oh! National Championships 2010への旅行およびその決勝戦出場選手との対戦、$1000のギフトカード、2010年に発売された全カード、遊戯王の関係者のサイン入りの裁断前のカードシートが与えられた。
Create-A-Card Project †
2020年に、YU-GI-OH! TRADING CARD GAME主催で行われた、人気投票により新規カードの内容を決定する企画。
Twitter上で1vs1で投票を行う形で実施された。
天気・グレイドル・ダイナミスト・ライトロード・ワルキューレ・甲虫装機・森羅・機械天使・炎王・X−セイバー・フォーチュンレディ・陽炎獣・水精鱗・フォトン・TG・ガエルの16カテゴリがトーナメント形式で人気投票を行い、甲虫装機が優勝。
引き続き、カードの種類を決める投票「モンスターカードvs魔法・罠カード」が行われて後者が勝利、さらに「魔法カードvs罠カード」の投票が開始され、新規は「甲虫装機の魔法カード」に決定した。
そして最後に「どの商品に収録されるか」の投票が「CORE BOOSTER(通常パック) vs 60 CARD SET(Toon Chaos等の系譜) vs GIFT SET(〜〜BOX系の商品)」で争われ、60 CARD SETが勝利し投票は終了した。
新規カードである《Zektrike Kou-ou》はThe Grand Creatorsに収録されている。
その他 †
- Vジャンプで連載されていた漫画版『遊戯王GX』でもモンスターデザインの募集が行われたが、結果が発表されることなく連載が終了したため詳細は不明。
- 広義的な公募としては、商品内容に関する以下の「投票企画」が行われた。
- 原作・アニメにおいて―
アニメDMではレオンが使用する《シンデレラ》など童話関連カードはペガサスへ嘆願したことで作られたことが明かされており、一種のデザイン応募で作られたカードと言える。
- 遊戯王シリーズ以外において―
劇中に登場するキャラクターのデザインを読者・視聴者から募集する企画は『遊戯王』シリーズに限らず広く行われている。
しかし、他作品の公募企画に『遊戯王』のモンスターがそのまま応募され、入選してしまう問題が時折発生している。
漫画『金色のガッシュ!!』に《リーフ・フェアリー》、漫画『トリコ』に《フライファング》と疑われるデザインが応募され、採用されてしまった。
また、小説『デルトラ・クエスト』のイラストコンクールに《アポピスの化神》と疑われるイラストが投稿され、オフィシャルガイドブックに掲載された。
関連リンク †