糾罪巧 †
デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズでカテゴリ化された「糾罪巧」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て機械族のリバースモンスター且つペンデュラムモンスターで統一されている。
また、ペンデュラムスケールはいずれも0である。
- イラストではビルが続く町並みや港など《糾罪都市−エニアポリス》らしき場所へ到来している様子が描かれており、かなり巨大なモンスターであることがうかがえる。
- 「糾罪」はそのまま「罪を糾す」ことを表す。
「ただす」に当てられる漢字には「正」「質」もあるが、「糾(糺)」は「罪や問題に対する(正す・質す、と比べて一層強く)厳しい姿勢」を表す。
- 「エニア」は、ギリシャ語で9を意味する(アルファベット表記でennea)。
漢字表記の「糾」にも掛かっていると思われる。
モンスターの上空にも描かれている「エニアグラム(九芒星)」、さらには下記の通り「エニアグラム性格論」にも掛けていると思われる。
- 「クラフト(craft)」は様々な意味があるが、「技巧(凝った機構や手間の掛かる人工物)」、特に「飛行船」の意味だろう。
- レベル1モンスターのカード名には「イオニア式」と呼ばれる数字が含まれている。
- 古代ギリシャで使われていた表記法で、27のギリシャ文字を1・2・3桁目の1から9までに当てはめ、それらの組み合わせで数字を表す。
「イオニア式数字」にギリシャ文字を使う場合、通常の文字と区別するために末尾にアポストロフィーをつけて表される。
- なお、6、90、900で使われている3文字は現在では使われなくなったギリシャ文字(機種依存文字)である。
そのため、下記の表では形が似ている「F’」で代用している(正しくは「ディガンマにアポストロフィー」で表す)。
- 上記の繋がりからか、カテゴリ内に900に関するテキストが複数見られる。
- イオニア式数字がカード名に用いられた前例には《竜輝巧−ファフμβ’》があった。
関連リンク †
―「糾罪巧」と名のついたモンスター
※は「糾罪巧」に関する効果を持つモンスター
―「糾罪巧」と名のついた魔法・罠カード
※は「糾罪巧」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク