第6期(2008年〜2010年)

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 遊戯王OCGは10年目を迎えた。
 新エキスパートルールに代わり、新たにマスタールールが制定。
 新たなシステムとして、シンクロ召喚が実装された。
 商品名称も、「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」から「遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム」へと変更された。

 また、アーケードゲーム機「DUEL TERMINAL」が稼動を開始した。

カードの特徴

 イラストの右下のカードナンバーは第5期と同様「○○○○−JP○○○」で変化なし。
 シンクロモンスター(白枠)の登場により、モンスターカードの一部のレアリティに見られた白いルビがなくなり、モンスターカードのルビは黒色に統一された。
 また、第6期の中頃からはゴールドレアも登場している。

主なカード

主力モンスター攻撃力の推移

主なデッキ

環境の変遷

 第6期の大きな特徴として、第5期中盤から行われたパック収録枚数の増加、DUEL TERMINALの導入、EXTRA PACKによる海外組の参戦等、過去と比べてカードプールの増加スピードが大幅に早まった事が挙げられる。
 それに伴い、デザイナーズデッキが形となりやすい環境が生み出されメタゲームに参戦可能なほどに強化された。
 第5期までのデザイナーズデッキには貧弱なものが多く、大会上位に入るようなデッキの多くはプレイヤーの考案で生まれたものだった。
 それに対して第6期は【剣闘獣】【ライトロード】【BF】などが相次ぐ強力な専用カードの登場により長期的に大会上位に名を連ねた。
 このようにデザイナーズデッキが大きな影響力を持った環境は既存プレイヤーにとって異質なものと認識され、このwikiでも「今日まで他に類を見ないものである」と称されるほどであった。

カードプールの変遷

  • 2008年4月2日 アニメ「遊☆戯☆王5D's」放送開始。
    • 3年間放送された。
  • 2008年8月9〜10日 第6回世界大会開催
    • ドイツにて開催。
  • 2008年12月中旬 米国、EU圏にて遊戯王TCG版を販売するUpperDeckKONAMITCG版の販売権を譲渡するように通告し、訴訟問題に。
  • 2009年8月7日 「遊☆戯☆王」カードの累計販売枚数が225億枚を突破したとして、ギネス・ワールド・レコード社より世界記録認定を受けた事が発表される。

関連リンク

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