第9期(2014年〜2017年)

 BEFORE:第8期
 NEXT:第10期

 マスタールール2に代わり、マスタールール3が制定。
 新たなシステムとして、ペンデュラム召喚が実装された。
 商品名称も、「遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム」から「遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム」へと変更された。

カードの特徴

 レベルランク表示が少し小さくなり、窮屈な印象が軽減された。
 イラストの右下のカードナンバーは第8期と同様「○○○○−JP○○○」で変化なし。
 テキストでは、一部の用語は省略した形で表記されるようになり、より多くの記述が可能となった。
 また、1つ1つの効果に番号が振られるなど、分かりやすくするための工夫もなされている。
 詳細はマスタールール3を参照。
 レアリティにはミレニアム仕様ミレニアムゴールドレアKC仕様が追加された(パラレル仕様のバリエーションだが公式的には区別される)ほか、アルティメットレアコレクターズレアの加工が大きく仕様変更された。

 Vジャンプでのレアリティの表記方法が変更された。

主なカード

主なデッキ

環境の変遷

 第9期は従来のアドバンテージ概念を覆す様なパワーを持ったカードカテゴリが次々と登場し、OCGの歴史の中でも特に環境のインフレが激しかった時代と言われている。
 新たに実装されたペンデュラム召喚も当初は振るわなかったものの、サポートや戦術が確立されるに連れその脅威の耐久性と展開力が認知されていった。
 また、高い制圧力を持ったモンスターが多数登場した事、カードパワーの上昇によりそれらを容易に展開できる様になった事も第9期の大きな特徴である。(詳細は制圧を参照)
 特に【EMEm】の大流行以降は殆どの環境で「先攻ターン目で理想的な布陣を敷き、相手の反撃を封じる」戦術が主流となっている。

カードプールの変遷

  • 2014年4月6日 アニメ「遊☆戯☆王ARC-V」放送開始。
    • 3年間放送され、放送途中からニコニコ動画でも配信された。
  • 2015年2月7日 アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 20thリマスター」放送開始
    • 「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」のデジタルリマスター版で、画面のアスペクト比が16:9となっている。

関連リンク

広告