第11期(2020年〜2023年) †
BEFORE:第10期
NEXT:第12期
新マスタールールに代わり、マスタールール(11期)が制定。
また、ルール改訂に伴う処理内容の変更(裁定変更)が行われた。
商品名称は第10期に引き続き「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」。
また、2022年1月18日には遊戯王マスターデュエルがサービスを開始。
OCG・TCGともやや異なる環境が形成され、第11期の終盤以降はマスターデュエルでの活躍による影響と思わしき規制や緩和も散見されるようになった。
フォーマットは第10期から変更なし。
但し、カードの下端のコピーライト表記が遊戯王ラッシュデュエルと同じ表記の「スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI」となった。
レアリティにはプリズマティックシークレットレア・シークレットレア仕様 (SPECIAL BLUE Ver.)・ウルトラレア BLUE Ver.・シークレットレア仕様 (SPECIAL RED Ver.)・クォーターセンチュリーシークレットレアが追加された。
V JUMP EDITION〜V JUMP EDITION 10に収録されていたカード名が赤色のウルトラレアの呼称が、No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−での再登場を機にウルトラレア RED Ver.となった。
また、アルティメットレア・ホログラフィックレア・コレクターズレアの仕様が大きく変更された。
環境の変遷 †
第11期からは第10期に新マスタールールによって展開力が落ちていたデッキがマスタールール(11期)のルール変更によって無理にリンクモンスターを採用せずとも展開できるようになった。
その結果、シンクロ召喚・エクシーズ召喚・融合召喚を主戦術とするデッキも大会で活躍できる環境となる。
一方、新マスタールールで落ちたデッキパワーを補うように生まれた《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》・《水晶機巧−ハリファイバー》はオーバーパワーとなり、見過ごせないほどの活躍を続けたことで規制を受けている。
多様なデッキが活躍する状況が続いたこと、長期間に渡って大会で使用されたカテゴリが多く存在するのも11期の特徴であった。
しかし、終盤に当たる2022年に発売されたPOWER OF THE ELEMENTS以降は全体的なカードパワーが大きく引き上げられ、環境のインフレが急速に進んだ。
この時期は規制されるカードもこれまで以上に多くなっており、立て続けに強力なカードが登場して間もなく規制される状況が繰り返されている。
一枚のカードが持つ効果の量が増えたことにより、デッキによっては一試合に掛かる時間が非常に長くなる問題も発生。
特に【イシズティアラメンツ】全盛期にはエキストラターンやエキストラデュエルが多発、大会運営に影響が出る事態になっている。
カードプールの変遷 †
- 2022年1月18日 遊戯王マスターデュエルがサービスを開始
関連リンク †