UpperDeck(アッパーデック)

 過去に海外版『YU-GI-OH! TRADING CARD GAME』を販売していたアメリカの企業。
 正式名称は「Upper Deck Entertainment」。

 元々は、メジャーリーグベースボール・アイスホッケー・アメリカンフットボール・バスケットボールなどと提携したトレーディングカードを販売する企業であった。
 それまで子供向けの玩具と見なされていたトレーディングカードに「サイン入り・シリアルナンバー入りカード」「ホログラムカード」といった大人も夢中にさせる収集要素を導入し、トレーディングカード市場を大きく拡大させた。

 2001年にKONAMIとライセンスを契約し、北米でYU-GI-OH! TRADING CARD GAMEの販売を開始し、2002年には欧州での展開のライセンスも取得した。
 世界大会を運営したり、海外の禁止・制限カードを制定するなどしていた。
 しかし、あろうことか公式ライセンス企業でありながら、約61万枚の偽造カードを製造していた事が判明。
 米国現地時間2008年12月11日にKONAMIからYU-GI-OH! TRADING CARD GAMEに関する業務のUpperDeckからKONAMI(Konami Digital Entertainment)への移行が発表された。
 UpperDeckはKONAMIと裁判で争っていたが、2009年2月に和解、現在は世界大会等を含む遊戯王TCG事業から手を引いている。

UpperDeck社カード偽造事件

 UpperDeck社による遊戯王TCGカードの偽造事件。
 KONAMIとの裁判の応酬、ここで明らかになった経緯は以下の通りである。

UpperDeck製偽造カード

 訴訟の中で、UpperDeckは以下のカード・枚数を偽造した事が明らかになっている。

カード名偽造枚数
《Elemental HERO Flame Wingman》60000枚
《Destiny HERO – Dreadmaster》50000枚
《Elemental HERO Aqua Neos》60000枚
《Water Dragon》50000枚
《Elemental HERO Electrum》60000枚
《Elemental HERO Mudballman》50000枚
《The Flute of Summoning Kuriboh》50000枚
《Mist Body》55000枚
《White-Horned Dragon》60000枚

 以上が2007年に第一陣として出荷された49万5000枚の内訳である。
 最終的にUpperdeck社は61万1000枚の偽造を認めたため、この他に内訳不明の偽造カードが11万6000枚存在した事になる。

プレイヤーからの評価

 UpperDeck時代のTCGの商業展開・運営方針は、プレイヤーから苦言を呈される点が少なくなかった。

関連リンク

外部リンク