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*デッキ・カードプールの変遷 [#top]
このページには、各時代に流行した主な[[デッキ]]・[[カード]]について記す。
//現禁止・制限リストの下での環境についての編集は一切禁止です。~
//制限改訂を以てリストが次のものへ移行した時点から編集可能となります。~
#contents
**各時代についての解説 [#history]
-[[第1期]]
-[[第2期]]
-[[第3期]]
-[[第4期]]
-[[第5期]]
-[[第6期]]
-[[第7期]]
-[[第8期]]
-[[第9期]]
-[[第10期]]
-[[第11期]]
-[[第12期]]
***第10期(2017年〜2020年) [#history10]
-17/03/25〜[[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]~
[[新マスタールール]]が適用され、[[エクストラモンスターゾーン]]の新設を始めとした大幅な改訂が行われた。~
[[リンクモンスター]]の補助なしでは[[エクストラデッキ]]から複数体の[[モンスター]]を展開できなくなり、[[【ペンデュラム召喚】]]など[[エクストラデッキ]]を利用する[[デッキ]]の多くが[[弱体化]]し、[[環境]]から退くこととなった。~
新[[環境]]では、旧ルールでも[[環境]]上位に位置し、[[エクストラデッキ]]に頼らずとも従来の戦術を行える[[【真竜】]]や、新[[カード]]の登場で[[強化]]された[[【恐竜族】]]、およびそれらの関連[[デッキ]]が引き続き[[環境]]上位に位置する。~
[[デッキ]]の中核[[カード]]の多くが規制された[[【十二獣】]]も、[[【メタビート】]]の要素を取り入れて引き続き[[環境]]に姿を見せた。~
また、新顔である[[【トリックスター】]]は豊富な[[サーチ]]手段の他、高[[火力]][[バーン]]や[[ハンデス]][[コンボ]]を有しており、[[選考会]]で結果を残し話題を集めた。~
この年の世界大会は[[新マスタールール]]下で実施された初の世界大会である。~
[[リンクモンスター]]が非常に少なかった事もあり、高い[[制圧]]力と柔軟性を有する[[【真竜】]]とその派生形が出場者の大多数を占めるという当時の[[OCG]][[環境]]を表す結果となった。~
しかし小学生の部では[[【チェーンバーン】]]が[[環境]]を逆手にとった構築と戦術で勝ち抜き、[[地雷]][[デッキ]]でありながら優勝を果たした事で大きな話題となった。~
-[[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]〜[[17/10/01>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]~
改訂により[[弱体化]]した[[【十二獣】]]が姿を消し、[[【真竜】]]系列の[[デッキ]]が[[環境]]の中心となる。~
それ以外は基本的に前[[環境]]から引き継ぐ形になったが、[[【ABC】]]が規制緩和により再び顔を見せるようになった。~
[[EXTRA PACK 2017]]発売後は[[【SPYRAL】]]も[[環境]]に進出している。~
-[[17/10/01>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]〜[[18/01/01>リミットレギュレーション/2018年1月1日]]~
[[《増殖するG》]]が[[準制限カード]]に指定されたこともあり展開系の[[デッキ]]にとって追い風の[[環境]]となる。~
高い地力に加え競合先が規制により[[弱体化]]した結果、[[【SPYRAL】]]が暫くの間は[[環境]]を独占し続けた。~
期間は短いものの、ルール変更の影響も相まって対抗馬となる[[デッキ]]が存在せず、圧倒的な使用率となっていたこの時期を暗黒時代の一つとするプレイヤーもいる。~
11月末に[[LINK VRAINS PACK]]が発売されると、[[カード]]パワーが高く相性の良い[[リンクモンスター]]が多くの[[デッキ]]に供給され、以降は群雄割拠の様相を見せ始めた。~
中でも[[新マスタールール]]によって[[弱体化]]を余儀なくされた[[【シンクロ召喚】]]系列と[[【ペンデュラム召喚】]]系列が[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]と[[《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》]]によって復調したのが大きい。~
また、既存[[モンスター]]と[[《アロマセラフィ−ジャスミン》]]・[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]の相性が良かった[[【植物族】]]に[[リンク召喚中心の構築>【植物族】#PlantLink]]が誕生し、[[出張]]も含め[[環境]]に一石を投じた。~
-[[18/01/01>リミットレギュレーション/2018年1月1日]]〜[[18/04/01>リミットレギュレーション/2018年4月1日]]~
トップメタであった[[【SPYRAL】]]が大幅な規制を受け弱体化。~
改訂直後は、前期からシェアを伸ばしつつあった[[【ペンデュラム召喚】]]系列の[[【魔術師】]]と[[【セフィラ】]]が[[環境]]トップに躍進する。~
1月半ばには[[《サモン・ソーサレス》]]と[[汎用性]]が高い[[リンクモンスター]]群の[[トロイメア]]の登場により、[[リンク召喚]]を中心とする[[デッキ]]全般が大幅に強化された。~
[[手札誘発]][[メタ]]である[[《墓穴の指名者》]]の登場も合わさり、[[リンク召喚]]を中心に据えた[[【ABC】]]や[[【剛鬼】]]なども[[環境]]に顔を見せるようになる。~
上記の様な高速[[デッキ]]だけでなく、[[【オルターガイスト】]]や[[【サブテラー】]]などの低速[[デッキ]]も[[環境]]で活躍し、様々な特色を持つ[[デッキ]]が入り乱れた。~
だが、2月末に[[【閃刀姫】]]が登場すると、純構築で力を発揮したばかりでなく、[[《閃刀機−ホーネットビット》]]を中心とした[[出張]]セットが多くの[[デッキ]]に採用され[[デッキ]]の色がやや統一された。~
-[[18/04/01>リミットレギュレーション/2018年4月1日]]〜[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]~
[[1ターンキル]][[コンボ]]で使われた[[《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》]]を始めとした多数の規制により、[[【植物リンク】>【植物族】#PlantLink]]が[[環境]]から姿を消した。~
それ以外は大きな変化もなく純[[【閃刀姫】]]がトップメタとなり、[[【閃刀姫】]]に対し比較的相性有利な[[【魔術師】]]や強力な先行[[1ターンキル]]を備える[[【ABC】]]が後に続いた。~
また[[《閃刀機−ホーネットビット》]]を使った[[出張]]セットは引き続き流行し、多くの[[デッキ]]に採用された。~
この年の世界大会は前年と違って[[リンクモンスター]]の数が増えた事で[[リンク召喚]]が主流化。~
[[【閃刀姫】]]を筆頭に[[【魔術師】]]・[[【剛鬼】]]・[[【オルターガイスト】]]らが[[主流デッキ]]となったが、一般の部は汎用[[カード]]を多く投入して[[【メタビート】]]寄りの構築にした[[【トリックスター】]]が優勝を飾った。~
-[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]〜[[18/10/01>リミットレギュレーション/2018年10月1日]]~
[[閃刀姫]]の[[出張]]セットが規制された事で再び群雄割拠の[[環境]]となる(なお純[[【閃刀姫】]]自体は引き続き[[主流デッキ]]であった)。~
新[[デッキ]]としては[[サーチ]][[メタ]]を行える[[【サンダー・ドラゴン】]](一部では[[【恐竜族】]]との混合構築も)が結果を残した。~
また、[[デザイナーズデッキ]]が主流となった昨今では珍しく、特定の[[カテゴリ]]に依存せず汎用[[カード]]を詰め込んだ[[【グッドスタッフリンク】>【トロイメア】#GoodStuff]]が活躍した。~
なお、[[環境]]に大きな影響を与えたわけではないが、[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]と[[射出]][[カード]]を利用した[[先攻]][[1ターンキル]][[コンボ]]が一部で見られたため、[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]と[[18/10/01>リミットレギュレーション/2018年10月1日]]で合計4枚もの[[射出]][[カード]]が[[禁止>禁止カード]]化されている。~
-[[18/10/01>リミットレギュレーション/2018年10月1日]]〜[[19/01/01>リミットレギュレーション/2019年1月1日]]~
更に厳しい規制を受けたが、依然として[[【閃刀姫】]]がトップシェアを誇っていた。~
引き続き[[【剛鬼】]]・[[【オルターガイスト】]]・[[【魔術師】]]といった様々な[[デッキ]]が活躍する群雄割拠の[[環境]]となった。
-[[19/01/01>リミットレギュレーション/2019年1月1日]]〜[[19/04/01>リミットレギュレーション/2019年4月1日]]~
アニメの主人公のエースである[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]を筆頭に、8枚の[[禁止カード]]指定が行われる衝撃の改訂を迎えた。~
[[ストラクチャーデッキ]]により大幅な強化を受けた[[【サラマングレイト】]]が[[【閃刀姫】]]を抑えトップ[[メタ]]に躍り出た。~
-[[19/04/01>リミットレギュレーション/2019年4月1日]]〜[[19/07/01>リミットレギュレーション/2019年7月1日]]~
前改定で大幅な規制を行ったためか、様々な[[デッキ]]が結果を残す群雄割拠の[[環境]]を迎える。~
その中でも[[【サラマングレイト】]]、[[【オルフェゴール】]]、[[【サンダー・ドラゴン】]]が僅差で良い戦績を収めた。~
-[[19/07/01>リミットレギュレーション/2019年7月1日]]〜[[19/10/01>リミットレギュレーション/2019年10月1日]]~
上記3つの[[デッキ]]のキーパーツ、及び一部[[デッキ]]で[[1ターンキル]]を起こしていた[[《破滅竜ガンドラX》]]に規制が行われた。~
これにより更なる群雄割拠が予想されたが、[[ストラクチャーデッキ]]による[[ヴァレット]]の強化、相性の良い[[《輝光竜セイファート》]]の登場により[[【ドラゴンリンク】>【ドラゴン族】#dragonlink]]が躍進した。~
-[[19/10/01>リミットレギュレーション/2019年10月1日]]〜[[20/01/01>リミットレギュレーション/2020年1月1日]]~
[[【ドラゴンリンク】>【ドラゴン族】#dragonlink]]が2枚の[[禁止カード]]指定を受け弱体化。~
これにより以前から安定して結果を出し続けていた[[【オルターガイスト】]]や[[【魔術師】]]など、第10期の猛者達が鎬を削った。~
また、[[ペンデュラム召喚]]に依存しない[[【エンディミオン】]]が流行の兆しを見せている。~
-[[20/01/01>リミットレギュレーション/2020年1月1日]]〜[[20/04/01>リミットレギュレーション/2020年4月1日]]~
強力な単体性能を誇る[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]を軸に据えた[[【ドラグーンビート】]]が成立。~
それだけにとどまらず、[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]&[[《真紅眼融合》]]によってお手軽に[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]を[[融合召喚]]する[[出張]]セットが大流行した。~
その中でも[[カテゴリ]]内に同[[カード]]の突破方法を複数持ち、自身も[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]を投入しやすい[[【オルフェゴール】]]は、[[《宵星の騎士ギルス》]]の登場も合わせて大きくシェアを伸ばした。~
-主な[[カード]]
--[[真竜]]:高い柔軟性と[[制圧]]力を併せ持ち、規制後も[[恐竜族]]や[[竜星]]等を取り込む事で[[環境]]トップに立ちつづけた。~
--[[《灰流うらら》]]:[[手札誘発]]かつ極めて広範囲の[[無効]][[効果]]を持ち、登場以降ほぼ全ての[[主流デッキ]]でフル投入される[[必須カード]]に。~
--[[《トリックスター・リンカーネイション》]]:お手軽全[[ハンデス]][[コンボ]]が危険視され、第10期出身[[カード]]では初の[[制限カード]]に指定される。~
--[[《墓穴の指名者》]]:[[手札誘発]][[メタ]]として広く採用され、高速[[デッキ]]の[[必須カード]]に。~
--[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]:[[無限ループ]]をいくつも生み出すほどの高い[[カード]]パワーから、[[制限カード]]指定後も大量展開の主軸として利用される。~
アニメの主人公が使用するエース[[モンスター]]が規制を受けるのは前例のない事態であり、規制後も尚この[[カード]]による[[無限ループ]]が要因と思しき[[禁止カード]]指定を複数生んでいる。~
--[[閃刀姫]]:[[《閃刀起動−エンゲージ》]]&[[《閃刀機−ホーネットビット》]]&[[閃刀姫]][[リンクモンスター]]の[[出張]]セットが[[環境]]で流行。~
--[[トロイメア]]:緩い[[リンク素材]]の[[縛り]]と[[汎用性]]の高い[[効果]]で[[エクストラデッキ]]の定番[[カード]]になり、[[先攻]]1[[ターン]]目から[[エクストラリンク]]を成立させる事も珍しくなくなった。~
--[[《サモン・ソーサレス》]]:容易に[[リンク召喚]]でき、多くの[[デッキ]]で大量展開や[[コンボ]]の起点となったため、[[リンクモンスター]]としては[[OCG]]では初めて[[禁止カード]]に指定された。~
--[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]:優秀な[[チューナー]]を[[リクルート]]できる点が評価され、[[【シンクロ召喚】]]は勿論、それ以外でも幅広い[[デッキ]]で採用された。~
--[[《I:Pマスカレーナ》]]:[[相手]][[ターン]]に[[《トロイメア・ユニコーン》]]を[[リンク召喚]]して妨害としたり[[耐性]]を付ける使い方で人気に。~
--[[《ダイナレスラー・パンクラトプス》]]:緩い[[召喚条件]]と汎用的な[[効果]]から[[サイドデッキ]]に多く採用された。~
--[[《ヴァレルソード・ドラゴン》]]:高い[[攻撃力]]と条件付き[[2回攻撃]]により、多くの[[デッキ]]で[[フィニッシャー]]を務めた。~
--[[《無限泡影》]]:[[罠カード]]ではあるものの[[手札誘発]]の様に扱えることから、高速化した[[環境]]において採用数が増加した。~
--[[《レッド・リブート》]]:[[罠カード]]に強力な[[カウンター]]を行えることから、[[《墓穴の指名者》]]と共に[[1ターンキル]]を狙う[[デッキ]]に採用された。~
--[[《ライトニング・ストーム》]]:[[後攻]]用の[[捲り]]札として[[サイドデッキ]]によく採用され、対策として[[守備表示]]で出す戦法も広まった。~
--[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]:やや重い[[融合素材]]を持つものの、[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]と[[《真紅眼融合》]]を用いることで容易に[[融合召喚]]可能。~
-主な[[デッキ]]
--[[【トリックスター】]]
--[[【サラマングレイト】]]
--[[【SPYRAL】]]
--[[【閃刀姫】]]
--[[【オルフェゴール】]]
--[[【リンク召喚】]]
***第11期(2020年〜2023年) [#history11]
-[[20/04/01>リミットレギュレーション/2020年4月1日]]〜[[20/07/01>リミットレギュレーション/2020年7月1日]]~
[[マスタールール(11期)]]が適用され、[[融合召喚]]、[[シンクロ召喚]]、[[エクシーズ召喚]]のルール変更とルール改訂に伴う処理内容の変更が行われた。~
中でも大きいのは[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]を行う際、[[メインモンスターゾーン]]に[[特殊召喚]]することが可能になった点であろう。~
[[ペンデュラム召喚]]以外は第9期以前と同様に[[特殊召喚]]できるため、[[リンク召喚]]を組み込みにくい[[デッキ]]にとっては追い風となった。~
リミットレギュレーションは[[マスタールール(11期)]]で猛威を振るうことも見越してか、環境で見られない[[カード]]なども多数規制された。~
新型コロナウイルスの流行により一部イベントの開催が中止されたため、このレギュレーション下でのイベントは極めて少なく、この年の世界大会も中止となった。~
-[[20/07/01>リミットレギュレーション/2020年7月1日]]〜[[20/10/01>リミットレギュレーション/2020年10月1日]]~
新登場した[[カテゴリ]]からは[[【エルドリッチ】]]・[[【ドラグマ】]]・[[【ヌメロン】]]・[[【電脳堺】]]といった[[デッキ]]が活躍。~
既存の[[デッキ]]からは、[[トライブリゲード]]や[[《天霆號アーゼウス》]]の登場により[[【十二獣】]]も再び[[環境]]に返り咲いた。~
その他[[《幻影騎士団ティアースケイル》]]を得た[[【幻影騎士団】]]も復権、[[《プランキッズ・ミュー》]]を得た[[【プランキッズ】]]が一躍準[[主流デッキ]]に上り詰めるなど、群雄割拠の模様を見せた。~
-[[20/10/01>リミットレギュレーション/2020年10月1日]]〜[[21/01/01>リミットレギュレーション/2021年1月1日]]~
規制されてなお[[環境]]を支配していた[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]が[[禁止カード]]となり、[[【ドラグーンビート】]]が構築不可能になっただけでなく[[出張]]採用していた多くの[[デッキ]]にも影響を与えた。~
また、[[《宵星の騎士ギルス》]]が[[制限カード]]となり、[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]の規制とあわせて[[【オルフェゴール】]]が弱体化した。~
-[[21/01/01>リミットレギュレーション/2021年1月1日]]〜[[21/04/01>リミットレギュレーション/2021年4月1日]]~
1月5日から3月22日まで再び新型コロナウイルスの影響により大会・イベントの開催が中止されたため、このレギュレーション下でのイベントはまたもや非常に少なくなった。~
[[環境]]は引き続き多様な[[デッキ]]が入り乱れており、新規[[デッキ]]では[[《竜輝巧−ファフμβ’》]]の登場により元々地力があった[[【ドライトロン宣告者】>【ドライトロン】#Herald]]が躍進した。
-[[21/04/01>リミットレギュレーション/2021年4月1日]]〜[[21/07/01>リミットレギュレーション/2021年7月1日]]~
[[《天底の使徒》]]・[[《暴走魔法陣》]]が規制された影響で[[【召喚獣ドラグマ】>【ドラグマ】#Invoked]]が姿を消した。~
[[十二獣]]ギミックの評価は高く【トライブリゲード】や[[【エルドリッチ】]]に[[十二獣]]を少量採用する構築が流行。~
新たな[[デッキ]]として[[【LL鉄獣】>【LL】#Tri-Brigade]]が登場している。~
-[[21/07/01>リミットレギュレーション/2021年7月1日]]〜[[21/10/01>リミットレギュレーション/2021年10月1日]]~
登場したばかりの[[【相剣】]]が扱いやすく強力だったこともあり流行した。~
[[《十二獣ドランシア》]]が再び[[禁止カード]]になったため、【トライブリゲード】は純構築が主流となる。~
同時期には[[【ドラゴンメイド】]]・[[【罠型コード・トーカー】>【コード・トーカー】#Trap]]といった[[モンスター]]と[[罠カード]]を組み合わせて戦うタイプの[[デッキ]]が複数[[環境]]に現れており、全体的に[[手札誘発]]を多めに採用した構築が多いことも含めて、やや低速気味の[[環境]]だと言えるだろう。~
また、使用率が減少気味だった[[【閃刀姫】]]は[[《D−HERO デストロイフェニックスガイ》]]を[[出張]]させた構築で使用者を増やした。~
[[《D−HERO デストロイフェニックスガイ》]]を自然に出せる[[【HERO】]]も結果を残している。~
-[[21/10/01>リミットレギュレーション/2021年10月1日]]〜[[22/01/01>リミットレギュレーション/2022年1月1日]]~
[[《D−HERO デストロイフェニックスガイ》]]や[[勇者トークン]]ギミックの[[出張]]が大流行。~
[[制限改訂]]で[[《真竜皇V.F.D.》]]を失った[[【電脳堺】]]は[[勇者トークン]]を[[出張]]させ[[【勇者電脳堺】>【電脳堺】#AdventurerToken]]として登場、同じく[[勇者トークン]]を使用する[[【勇者プランキッズ】>【プランキッズ】#AdventurerToken]]の他、これまで[[環境]]で使用されることの少なかった[[【天威】]]が【天威勇者】として[[環境]]に進出した。~
【トライブリゲード】や[[【相剣】]]は[[D−HERO]]を[[出張]]させた構築が増加。~
中でも活躍が目立ったのは両方の[[出張]]要素を取り入れた[[【幻影騎士団】]]で、多くの大会で結果を残し高い使用率となった。~
同じく両ギミックを使用する[[【勇者グッドスタッフ】>【勇者トークン】#GoodStuff]]も前シーズンに引き続き活躍している。~
一方で、これらの[[出張]]ギミックを採用しない[[【ドライトロン宣告者】>【ドライトロン】#Herald]]・[[【アダマシア】]]・[[【@イグニスター】]]も結果を残している。~
また、12月には発売前から注目されていた[[《烙印融合》]]を採用した[[【デスピア】]]が早々に結果を残し今後の活躍を予見させる。~
-[[22/01/01>リミットレギュレーション/2022年1月1日]]〜[[22/04/01>リミットレギュレーション/2022年4月1日]]~
[[《フュージョン・デステニー》]]が[[禁止>禁止カード]]になり、他の多数の[[デッキ]]も[[キーカード]]を規制され弱体化したなか、[[【勇者デスピア】>【デスピア】]]が一躍トップメタとなり、[[《氷剣竜ミラジェイド》]]を上手く処理できる[[デッキ]]以外は結果を残しづらくなった。~
[[【天威勇者】>【天威】]]は[[ローズ・ドラゴン]]を組み込み[[先攻]]での展開力をさらに伸ばした構築が生まれ、結果にも繋がっている。~
【[[トライブリゲード]]】は[[【LL鉄獣】>【LL】#Tri-Brigade]]だけでなく[[《烙印融合》]]や[[《黒衣竜アルビオン》]]を採用した【烙印鉄獣戦線】という構築も活躍し、バリエーションが増えている。~
[[【ふわんだりぃず】]]が躍進、[[【セリオンズ】]]・[[【マリンセス】]]も新たに大会で見られるようになった。~
また、[[【神碑】]]が登場し、以降[[地雷]][[デッキ]]として一部でしばしば結果を残すようになる。~
ただし、この時期に使用された[[【神碑】]]は展開型や1[[ターン]]で[[デッキデス]]を狙うものが主流であり、[[永続カード]]を多用するタイプが使用されるのはまだ先のことである。~
-[[22/04/01>リミットレギュレーション/2022年4月1日]]〜[[22/07/01>リミットレギュレーション/2022年7月1日]]~
様々な[[デッキ]]に[[出張]]セットで採用されていた[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]が[[禁止カード]]指定され、[[融合モンスター]]を主軸とする[[デッキ]]はやや弱体化した。~
そして、新たに登場した[[【スプライト】]]が圧倒的パワーで環境を席巻。~
特に[[【ガエルスプライト】>【スプライト】#Frog]]は、高い展開力と[[デッキ]]にアクセスする[[カード]]の多さから他の[[デッキ]]とは一線を画す安定性とずば抜けた対応力の高さを持ち、競合先となる既存[[デッキ]]の規制もあって実質的な一強[[環境]]となった。~
また、同時期に登場した[[【ティアラメンツ】]]なども高い性能からしばしば結果を残すことが見られたが、本格的な始動はもう少し後の[[環境]]となった。~
なお、これら以外にも同時期に高い性能を持つ[[カード]]が多数登場しており、この時期を境に「[[カード]]パワーのインフレが大きく進んだ」と[[プレイヤー]]から評されることも多い。~
-[[22/07/01>リミットレギュレーション/2022年7月1日]]〜[[22/10/01>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]~
圧倒的一強状態であった[[【ガエルスプライト】>【スプライト】#Frog]]への規制のため、[[《餅カエル》]]が[[禁止カード]]指定され弱体化。~
しかし、[[【スプライト】]]自体は規制を免れていたこともあり、代わりに[[《ユニオン・キャリアー》]]と[[《破壊剣−ドラゴンバスターブレード》]]で[[制圧]]力を補い依然として[[環境]]に居座り続けた。~
また、登場以降数々なデッキに使われた[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]が遂に[[禁止カード]]指定を受け、多数の[[デッキ]]が少なからず影響を受けた。~
[[環境]]は[[【スプライト】]]の2番手についていた[[【ティアラメンツ】]]が対抗馬の規制もあって大きく躍進。~
特に[[《現世と冥界の逆転》]]関連の[[カード]]、通称「イシズ」[[カード]]は[[【ティアラメンツ】]]と抜群の[[シナジー]]を誇り、二者を組み合わせた[[【イシズティアラメンツ】>【ティアラメンツ】#Exchange]]が[[環境]]トップ、次いで[[【スプライト】]]が成績を残している。~
一方、日本選手権ではノーマークだった[[【竜剣士】]]が2名上位入賞したことで話題となった。~
この時期からいわゆる展開に特化した[[デッキ]]は、展開の起点として用いられることの多かった[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[禁止カード]]化や、イシズ[[カード]]の[[デッキ破壊]]によって[[コンボ]]に必要な[[カード]]が[[デッキ]]から落とされてしまう等の問題により安定性が下がり、大きくシェアを減らした。~
その他、新たに登場した[[ビーステッド]]は[[光属性]]・[[闇属性]][[メタ]]としてだけでなく非常に高い基礎性能を持ち、多くの[[デッキ]]に汎用[[カード]]として投入された。~
同時期に登場した[[《クシャトリラ・フェンリル》]]も圧倒的な単体性能の高さを誇り、こちらも多くの[[プレイヤー]]に採用された。~
-[[22/10/01>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]〜[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]~
環境を席巻した[[【イシズティアラメンツ】>【ティアラメンツ】#Exchange]]への規制が行われる。~
しかし、新たに登場した [[《ティアラメンツ・クシャトリラ》]]を始めとする[[クシャトリラ]]関連[[カード]]を採用した[[【クシャトリラティアラメンツ】>#Kashtira]]となってすぐに環境トップに舞い戻る事態に。~
[[クシャトリラ]]自体も非常に高いパワーを持ち合わせており、[[【クシャトリラ】]]は[[【クシャトリラティアラメンツ】>#Kashtira]]に次ぐ[[環境]][[デッキ]]として結果を残した。~
これらの流行の結果、[[ビーステッド]]や[[《ディメンション・アトラクター》]]などの強力な[[墓地]]利用[[メタカード]]が[[環境]][[デッキ]]に標準搭載される事態となり、それらの[[メタ]]を乗り越えられるほどの圧倒的パワーを持つ[[【ティアラメンツ】]]以外の[[墓地]]への依存度の高い[[デッキ]]は[[環境]]から姿を消した。~
[[永続罠]]を多用する[[【神碑】]]が使用され始めたのもこの時期からである。~
-[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]〜[[23/04/01>リミットレギュレーション/2023年4月1日]]~
圧倒的なパワーで引き続き[[環境]]トップとなった[[【ティアラメンツ】]]及び他の[[主流デッキ]]であった[[【クシャトリラ】]]や[[【ビーステッド】]]に大きな規制がかかる。~
特に[[【ティアラメンツ】]]は展開の中核である[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]が[[禁止カード]]指定されるという非常に厳しい規制を受けたが、それでも[[《沼地の魔神王》]]などの[[融合素材代用モンスター]]を採用するなどして[[環境]]の[[主流デッキ]]として残り続けた。~
しかし、昨年ほど他[[デッキ]]との[[デッキパワー]]の差は大きくなく、使用率もそれほど伸びなかったことで様々な[[デッキ]]が活躍しやすい状況に戻りつつある。~
また、[[環境]]には後続の新規[[カード]]によって大幅に安定性や展開力等が向上した[[【ピュアリィ】]]と[[【超重武者】]]が参入。~
前者は[[《エクスピュアリィ・ノアール》]]対策として[[《エクシーズ・オーバーディレイ》]]が流行、後者は[[《超重武者装留ブレイク・アーマー》]]による先行[[1ターンキル]][[コンボ]]が開発され、どちらも[[環境]]に大きな影響を与えた。~
第11期からは第10期に[[新マスタールール]]によって展開力が落ちていた[[デッキ]]が[[マスタールール(11期)]]のルール変更によって無理に[[リンクモンスター]]を採用せずとも展開できるようになった。~
その結果、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]・[[融合召喚]]を主戦術とする[[デッキ]]も大会で活躍できる[[環境]]となる。~
一方、[[新マスタールール]]で落ちた[[デッキ]]パワーを補うように生まれた[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]・[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]はオーバーパワーとなり、見過ごせないほどの活躍を続けたことで規制を受けている。~
多様な[[デッキ]]が活躍する状況が続いたこと、長期間に渡って大会で使用された[[カテゴリ]]が多く存在するのも11期の特徴であった。~
しかし、終盤に当たる2022年に発売された[[POWER OF THE ELEMENTS]]以降は全体的な[[カード]]パワーが大きく引き上げられ、[[環境]]のインフレが急速に進んだ。~
この時期は規制される[[カード]]もこれまで以上に多くなっており、立て続けに強力な[[カード]]が登場して間もなく規制される状況が繰り返されている。~
一枚の[[カード]]が持つ[[効果]]の量が増えたことにより、[[デッキ]]によっては一試合に掛かる時間が非常に長くなる問題も発生。~
特に[[【イシズティアラメンツ】>【ティアラメンツ】#Exchange]]全盛期には[[エキストラターン]]や[[エキストラデュエル]]が多発、大会運営に影響が出る事態になっている。~
-主な[[カード]]~
--[[《アクセスコード・トーカー》]]:様々な[[デッキ]]で[[フィニッシャー]]を務め、優秀なものが多い[[リンク]]4の中でも採用率が高い。~
--[[《天霆號アーゼウス》]]:[[エクシーズ召喚]]を使用する[[デッキ]]全般で採用でき[[【エクシーズ召喚】]]を代表する1枚。~
--[[《黄金卿エルドリッチ》]]:[[【エルドリッチ】]]のキーパーツとして長い間[[環境]]で活躍、一時期は[[【罠ビート】]]の象徴的存在となっていた。~
相性の良い[[《虚無空間》]]や[[《王宮の勅命》]]が[[禁止カード]]となる遠因にもなっている。~
--[[トライブリゲード]]:[[獣族]]・[[獣戦士族]]・[[鳥獣族]]を中心とする[[デッキ]]を大きく強化、様々な構築が生まれた。~
--[[《アラメシアの儀》]]:[[勇者トークン]]関連の[[出張]]パーツ。~
---[[《流離のグリフォンライダー》]]:[[手札誘発]]避けや[[制圧]]要因として活躍、[[出張]]を抑えるため[[禁止カード]]に指定された。~
以降は勢いが落ちたものの、ギミックの[[出張]]は依然として見られポテンシャルの高さが窺える。~
--[[《幻獣機アウローラドン》]]:[[マスタールール(11期)]]で[[リンク先]]を気にする必要がなくなり展開パターンが増加、[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]が[[禁止>禁止カード]]になるまで複数の展開系[[デッキ]]の[[キーカード]]となっていた。~
--[[《フルール・ド・バロネス》]]:非常に汎用性が高く、[[【シンクロ召喚】]]以外であってもサブギミックとしてこちらの[[シンクロ召喚]]を狙う構築が増加。~
--[[スプライト]]:[[レベル]]2を使用する[[デッキ]]で安定性や展開力向上を目的に[[出張]]され、[[環境]]でも様々な構築が結果を残した。~
--[[ティアラメンツ]]:[[墓地を肥やす]]能力と[[《融合》]]を[[内蔵]]した性能を持つ[[カテゴリ]]で、相性の良い[[カード]]が次々と現れたことで様々な構築が[[環境]]で使用された。~
その度に関連[[カード]]が規制され、後に[[ティアラメンツ]]自体に重い規制を掛けられたが、なおもトップメタとなる活躍を見せた。~
--[[《剣神官ムドラ》]]・[[《宿神像ケルドウ》]]:[[墓地]]利用[[メタ]]として定着、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を得意とするか、[[手札コスト]]を払える[[デッキ]]では[[メインデッキ]]からの採用も見られる。~
--[[《クシャトリラ・フェンリル》]]:緩い[[召喚条件]]と高[[攻撃力]]に妨害性能・[[サーチ]]能力を併せ持ち、規制されるまでのほぼ全ての[[デッキ]]で3積みが推奨されるほどの[[パワーカード]]。~
--[[ビーステッド]]:[[光属性]]・[[闇属性]]を扱う[[デッキ]]や、それらの[[メタ]]として[[メインデッキ]]・[[サイドデッキ]]へ[[出張]]採用が見られ、[[【ビーステッド】]]自体も複数の派生構築が活躍。~
--[[《烙印融合》]]:連続で[[融合召喚]]することで[[《氷剣竜ミラジェイド》]]を出すことができる[[烙印]]系[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
--[[《禁じられた一滴》]]:複数の[[カード]]を同時に無力化できる対応力が評価され、主に[[サイドデッキ]]に採用された。~
--[[《金満で謙虚な壺》]]:[[コスト]]を選べることから幅広い[[デッキ]]で採用でき[[手札]]の質を高められた。~
--[[《旧神ヌトス》]]:[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]手段が格段に増えたことで[[除去]]として利用できることが評価され、採用率を大幅に上げた。~
-主な[[デッキ]]
--[[【エルドリッチ】]]
--[[【相剣】]]
--[[【トライブリゲード】]]
--[[【アルバスの落胤】]]
--[[【スプライト】]]
--[[【ティアラメンツ】]]
--[[【クシャトリラ】]]
***第12期(2023年〜) [#history12]
-[[23/04/01>リミットレギュレーション/2023年4月1日]]〜[[23/07/01>リミットレギュレーション/2023年7月1日]]~
直近の厳しい規制を受けてなお[[主流デッキ]]と言えるほどのシェアを占めていた[[【ティアラメンツ】]]にさらなる規制が行われた。~
また、[[デッキ]]の垣根を超えて汎用[[カード]]として採用されていた[[ビーステッド]]も大規模な規制がなされ、こちらの出張も鳴りを潜めることとなった。~
これほど規制を受けてなお[[【ティアラメンツ】]]は[[環境]]の主流[[デッキ]]の一角として結果を残し続けてはいたものの、やはり弱体化の面は大きく[[環境]]を席巻することはなくなった。~
代わりに規制の影響を受けなかった[[【ピュアリィ】]]が一躍人気になり、様々な構築の研究が盛んに進められ[[環境]]の中心となる。~
[[【超重武者】]]は以前から使用されていた[[ビートダウン]]型、[[《超重武者装留ブレイク・アーマー》]]による[[1ターンキル]]型だけでなく、新たに[[《星見獣ガリス》]]を使用したループによる[[1ターンキル]]型も作られ結果を残している。~
[[環境]]は群雄割拠の様相に戻りつつあり、[[《R−ACEプリベンター》]]を得た[[【R−ACE】]]、[[サイバース族]]強化の恩恵を受けた[[【斬機】]]が新たに[[主流デッキ]]の一角として結果を残すようになっている。~
-[[23/07/01>リミットレギュレーション/2023年7月1日]]〜[[23/10/01>リミットレギュレーション/2023年10月1日]]~
[[【超重武者】]]・[[【斬機】]]はキーカードの規制が大きく響き、大幅にシェアを落とした。~
規制により[[環境]]上位[[デッキ]]が複数弱体化したことで相対的に[[【ティアラメンツ】]]の評価が上昇。~
[[未界域]]や[[罪宝]]など他の[[デッキ]]のギミックを[[出張]]させた様々な構築が開発され結果を残している。~
[[【R−ACE】]]は規制を受けなかった上に[[罪宝]]ギミックを取り入れることで圧倒的な使用率となった。~
[[《原罪宝−スネークアイ》]]及び[[《黒魔女ディアベルスター》]]により安定性が上がり扱いやすくなったことから多くの[[プレイヤー]]の支持を受け、[[《幻獣機アウローラドン》]]を採用する型、[[《S:Pリトルナイト》]]で一部の妨害を防ぎつつ展開する構築の両方が活躍。~
結果、この時期に最も活躍し[[主流デッキ]]となっている。~
[[【ピュアリィ】]]は上記2[[デッキ]]と対照的に規制により安定性は落ちたものの、構築とプレイングによって補える範囲と判断したプレイヤーに引き続き愛用され、高い勝率を収めた。~
これらの[[デッキ]]に一歩劣るものの[[《トランザクション・ロールバック》]]の登場以降は[[【ラビュリンス】]]の興隆も目立った。~
[[《共命の翼ガルーラ》]]登場以降は[[《超融合》]]が流行、[[エクストラデッキ]]に比較的余裕がある[[デッキ]]や[[融合召喚]]の要素を持つ[[デッキ]]を中心に[[捲り]]札としてかなり幅広く採用が見られる。~
共に採用されることが多い[[《共命の翼ガルーラ》]]や[[《沼地のドロゴン》]]の[[融合素材]]にならないように意識した展開も考案される程である。~
-[[23/10/01>リミットレギュレーション/2023年10月1日]]〜[[24/01/01>リミットレギュレーション/2024年1月1日]]~
[[【R−ACE】]]は規制の影響が軽微だったこと、[[《蛇眼の炎燐》]]の登場が追い風となり前回同様[[主流デッキ]]となる。~
[[【ピュアリィ】]]は規制強化後も結果を残しポテンシャルの高さは健在だったが、[[ゴブリンライダー]]が[[サイドデッキ]]に採用されることが増えてからは勢力を落とした。~
一方で、強化を受けた[[【炎王】]]は[[スネークアイ]]型の研究が進んでから徐々に評価を上げ、終盤には[[【R−ACE】]]に並ぶかそれを凌ぐトップメタの立ち位置を確立。~
[[《魔砲戦機ダルマ・カルマ》]]登場後は[[《白銀の城の執事 アリアス》]]の評価が上がり、[[【ラビュリンス】]]も一定の活躍を見せた。~
新規[[カード]]登場からしばらくして構築やプレイングが広まったからか[[【覇王魔術師】>【覇王龍ズァーク】#Magician]]も存在感を増したほか、新たな[[デッキ]]として[[【粛声】]]も注目を受ける。~
[[主流デッキ]]には至らなかったが、様々な[[デッキ]]で[[【ホルス】]]の採用が散見され新たな[[出張]]パーツの定番となる。~
度重なる[[炎属性]]の強化により[[【炎王】]]・[[【R−ACE】]]・[[【スネークアイ】]]だけでなく[[【サラマングレイト】]]・[[【インフェルノイド】]]の復権もあり[[環境]]には多くの[[炎属性]][[デッキ]]が存在。~
不遇な時代が長かった[[炎属性]]にとっては飛躍の時期となった。~
しかし[[デッキ]]の偏りは少なく、全体としては[[【R−ACE】]]がやや多いが、非常に多彩な[[デッキ]]が躍動する[[環境]]となった。~
-[[24/01/01>リミットレギュレーション/2024年1月1日]]〜[[24/04/01>リミットレギュレーション/2024年4月1日]]~
改訂後しばらくは[[【炎王スネークアイ】>#SnakeEye]]が圧倒的な使用率となる。~
2月頃からは[[《蛇眼の大炎魔》]]を採用した[[【スネークアイ】]]が躍進、[[【天盃龍】]]も勢力を伸ばした。~
これらの[[デッキ]]に[[刺さる]][[《次元の裂け目》]]・[[《センサー万別》]]等を採用した[[【神碑】]]も活躍。~
シーズン終盤には上記[[デッキ]]が同程度のパワーバランスでしのぎを削る[[環境]]となった。~
また、これらの[[デッキ]]には一歩劣るものの[[【粛声】]]も定期的に結果を残しており、[[主流デッキ]]の一角を担っていた。~
新規[[カード]]により強化を受けた[[【ユベル】]]や[[【幻奏】]]及び【幻奏覇王】も大会で見かけるようになっている。~
[[【R−ACE】]]は規制の影響から大幅に減少し一線からは退いたものの、一定の使用率で活躍した。~
-[[24/04/01>リミットレギュレーション/2024年4月1日]]〜[[24/07/01>リミットレギュレーション/2024年7月1日]]~
改訂により[[【スネークアイ】]]・[[【スネークアイ炎王】>【炎王】#SnakeEye]]がやや弱体化したものの、引き続き前回と同じ顔ぶれが活躍する群雄割拠の状態に。~
[[【炎王】]]では[[《炎王妃 ウルカニクス》]]の評価が上がり、これを採用したものも増加している。~
[[INFINITE FORBIDDEN]]発売後は[[デモンスミス]]を採用した[[【破械】]]や[[【ユベル】]]も活躍。~
当パックで強化された[[【メメント】]]も[[環境]]で度々見かけるようになった。~
登場直後[[デモンスミス]]の評価自体は高かったが、しばらくは[[悪魔族]]の[[デッキ]]と[[【スネークアイ】]]で採用がある程度で不採用の構築も多かった。~
徐々に構築が広まったのか5月終盤頃から[[デモンスミス]]を取り入れた[[デッキ]]が増え始め、[[【デモンスミスR−ACE】>【R−ACE】#Smith]]や[[【デモンスミススネークアイ】>【スネークアイ】#Fiendsmith]]、[[【デモンスミスユベル】>【ユベル】#Fiendsmith]]が人気になった。~
一方で[[デモンスミス]]不採用の[[【天盃龍】]]も好成績を収めたほか、[[【スネークアイ炎王】>【炎王】#]]については[[デモンスミス]]採用型と不採用型の両方が見られた。~
その他、上位[[デッキ]]には及ばないものの[[【デモンスミスキマイラ】>【有翼幻獣キマイラ】#Fiendsmith]]や[[【ギミック・パペット】]]、[[【白き森】]]系統の使用も見られた。~
この時期から[[デュエリストキングカップ>ショップデュエル#DKC]]が開始、[[マッチ]]戦で行われる公式大会が各地で定期的に催されるようになった。~
公式大会であることから初心者にとっては大会参加のハードルが下がった面もあるだろう。~
一方でこれまで[[環境]]の中心だった[[チャンピオンシップ]]は大会数や規模の縮小が見られ、小規模な大会が増加した。~
[[チャンピオンシップ]]と[[デュエリストキングカップ>ショップデュエル#DKC]]では[[エキストラターン]][[エキストラデュエル]]に関するルールが多少異なり、人気[[デッキ]]にも若干ながら傾向の違いが見られる。~
(後に[[チャンピオンシップ]]側が[[デュエリストキングカップ>ショップデュエル#DKC]]にルールを合わせることも多くなっている。)~
また、[[デュエリストキングカップ>ショップデュエル#DKC]]では大会全体の[[デッキ]]分布や上位者の[[デッキ]]レシピが公開されないことも多く、これらの理由が重なり[[環境]]の全容を把握するのは困難になっている。~
-[[24/07/01>リミットレギュレーション/2024年7月1日]]〜[[24/10/01>リミットレギュレーション/2024年10月1日]]~
7月の序盤は改訂の影響を受けていない[[【デモンスミスユベル】>【ユベル】#Fiendsmith]]が短期間ではあるものの使用率トップとなった。~
それ以降は徐々に[[【天盃龍】]]や[[【デモンスミススネークアイ】>【スネークアイ】#Fiendsmith]]、[[【デモンスミスR−ACE】>【R−ACE】#Smith]]が評価を取り戻し前[[環境]]終盤と同じ顔ぶれが結果を残す。~
しかし、[[RAGE OF THE ABYSS]]発売後は強力な[[手札誘発]]が複数増加したことで、[[後攻]]に特化した[[【天盃龍】]]がこれまで以上に人気になり[[環境]]トップに。~
なんと[[デッキ]]の半数以上を[[手札誘発]]にした構築が流行する事態になった。~
また、[[アザミナ]]を取り入れた[[【スネークアイ】]]や[[【スネークアイ炎王】>【炎王】#SnakeEye]]も流行。~
反面、[[アザミナ]]を組み込めない[[【ユベル】]]は大幅に使用者が減ってしまった。~
9月頃からは登場したばかりの[[【ライゼオル】]]・[[【M∀LICE】]]が[[環境]]に進出、[[【竜華】]]も[[粛声]]型や[[ダイノルフィア]]型が使用されている。~
特に[[【ライゼオル】]]は[[【天盃龍】]]に対して有利な面も評価され、一気に[[主流デッキ]]へと躍り出ている。~
[[【天盃龍】]]はこれを意識して[[手札誘発]]を減らし[[捲り]]札を採用する構築が作られたが、結果他[[デッキ]]への勝率も下がり安定した成績を残せなくなった。~
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