《ティスティナの半神/Demigod of the Tistina》 †
効果モンスター
星10/光属性/水族/攻2000/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ティスティナ」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「ティスティナ」魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):相手ターンに、自分フィールドに「結晶神ティスティナ」が存在する場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。
その後、相手フィールドの表側表示カードを全て墓地へ送る事ができる。
WORLD PREMIERE PACK 2024で登場した光属性・水族の最上級モンスター。
ティスティナカードが存在する場合に手札から特殊召喚し、ティスティナ魔法・罠カードをサーチできる起動効果、相手ターン《結晶神ティスティナ》が存在するなら相手モンスターを裏側守備表示にし、その後表側表示カードを全て墓地へ送ることができる誘発即時効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚とサーチ効果。
条件はティスティナカードと非常に緩く、モンスター以外でもよい。
【ティスティナ】はフィールド魔法や永続魔法がキーカードとなるため、それらで簡単に条件を満たす事ができる。
光属性ティスティナではかなり容易な特殊召喚が可能であるため、下級ティスティナの持つ自己特殊召喚のトリガーには最もしやすいだろう。
その後サーチできるティスティナ魔法・罠カードは、相手モンスターが存在している場合には更に広いサーチ範囲と裏側守備表示化をこなせる《ティスティナの息吹》が第一候補となるだろう。
しかし、《ティスティナの息吹》からこのカードをサーチしてくる流れも多いため、その場合にサーチ候補となる他のティスティナ魔法・罠カードも採用しておきたい。
《神域 バ=ティスティナ》をサーチすれば、このカードが光属性のため《ティスティナの歩哨》や《ティスティナの猟犬》を墓地へ送り即座に自己再生でき、相手フィールドの状況次第では(2)の効果に必要となる《結晶神ティスティナ》の展開まで可能。
(2)は相手モンスターを裏側守備表示にし、その後表側表示カードを全て墓地へ送ることができる効果。
条件となっている《結晶神ティスティナ》と効果自体は同じだが、こちらは相手ターン限定ながらフリーチェーンであるため妨害として使いやすい。
《結晶神ティスティナ》は特殊召喚効果を持たない最上級モンスターであり、(1)でサーチしたティスティナ魔法・罠カードの効果を用いて展開したい。
展開とサーチ、さらに下級モンスターの自己再生のトリガーと複数の仕事を一枚でこなし、盤面が整えば制圧にも貢献する、【ティスティナ】では非常に重要なカードと言える。
さらにレベル10であることから、一気に攻め込む場合は《結晶神ティスティナ》とランク10のエクシーズ召喚が狙えるため、並べたまま維持するか素材にして攻め込むか、状況に応じて様々な動きの使い分けも可能である。
このように【ティスティナ】を支えるカードであるゆえにマストカウンターとしても分かりやすい一枚であり、特に(1)の効果は特殊召喚とサーチが一連の効果のため、《灰流うらら》を受けると特殊召喚もできない点には注意したい。
逆に(1)の効果はサーチも手札で発動しているため、《無限泡影》などフィールドのモンスターの効果を無効にするカードの影響はあまり受けないのは強みである。
- 「demigod」は「半神半人、神格化された英雄、崇拝される人物」を意味する。
- ティスティナのモチーフから誤解しそうになるが、日本語名は同音異義語の「汎神」ではないので注意。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
関連カード †
―《ティスティナの半神》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《ティスティナの半神》 モンスター 効果モンスター 星10 光属性 水族 攻2000 守0 ティスティナ