《聖剣アロンダイト/Noble Arms - Arfeudutyr》 †
装備魔法
戦士族モンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「聖剣アロンダイト」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
装備モンスターの攻撃力を500ダウンし、そのセットされた相手のカードを破壊する。
(3):フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−で登場した装備魔法。
聖剣の共通効果、装備モンスターの攻撃力を弱体化する代わりに相手フィールドにセットされたカード1枚を破壊する効果を持つ。
メインとなる伏せ除去効果は、一切のカード消費なしに行うことができる。
魔法・罠カードのみならず裏側守備表示モンスターも破壊できるため、《ライトロード・ハンター ライコウ》などのリバースモンスターも除去できる。
《月の書》などで裏側守備表示に変更させたモンスターを破壊するのも効果的。
装備モンスターの攻撃力が500下がってしまうが、装備モンスターをシンクロ素材・エクシーズ素材にするなら問題ない。
【聖騎士】ならば、聖剣の共通効果で再装備できるため、繰り返し効果の発動が見込める。
《ギガンテック・ファイター》とは非常に相性がよく、この効果によって安全に攻撃を通すことができ、戦闘破壊されても実質ステータスがリセットされる。
また、伏せ除去は相手モンスターに装備した場合でも発動できる。
当然相手が戦士族を使っているのが前提だが、成功すれば《奈落の落とし穴》等の召喚反応罠カードも除去しつつ弱体化も狙えるため、覚えておきたい。
- 「アロンダイト(Aroundight)」とは、ランスロットが所持したとされる剣である。
決して刃毀れしないと言われているのだが、このカードの効果を発動すると攻撃力が下がってしまう。
攻撃力に関係なく破壊できるという解釈かもしれない。
- ランスロットがガウェインの弟たちを斬り殺してしまったことでアロンダイトは魔剣に堕ちてしまったのだという。
刃毀れをしない事で有名なアロンダイトが攻撃力を下がらせてしまうのは、そういった魔剣としての特性を再現しているからなのかもしれない。
- ちなみに、『アーサー王の死』等の主要なアーサー王伝説の物語には登場しない剣である。
14世紀初頭の『ハンプトンのビーヴェス卿(英語版)』の異本の中で、アロンダイトは元々ランスロットの剣であったと語られる程度であった。
19〜20世紀頃に出典が定かでないにもかかわらず、様々な書籍で「アロンダイトはランスロットの剣である」と掲載された為、そういった認識が広まったようだ。
関連カード †
―《聖剣アロンダイト》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードを相手フィールド上の戦士族モンスターに装備し、セットカード破壊効果を使用できますか?
A:はい、できます。(13/05/18)
Q:破壊効果にセットカードがチェーン発動された場合、破壊はできませんが攻撃力はダウンしますか?
A:はい、破壊できませんがダウンします。(13/10/17)
Q:破壊効果の処理時に装備モンスターが他のカードの効果で攻撃力が500未満になった場合、破壊する効果は適用されますか?
A:その場合、装備モンスターの攻撃力はダウンせず、破壊する効果も適用されません。(13/10/25)
Q:《あまのじゃくの呪い》の効果が適用されている時に破壊する効果処理時に装備モンスターの攻撃力がダウンする代わりにアップした場合、セットされたカードを破壊する処理は行われますか?
A:いいえ、このカードの効果で攻撃力がダウンする処理ができなかった場合、破壊する処理は行われません。(14/10/25)
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