《報道艦轟鎧號 疾風迅雷》 †
フュージョン・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻2900/守2500
「特報マシン・タフロイド」+「配達マシン・ブーン」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手は自身のデッキの上からカードを7枚めくり、お互いに確認する。
相手はめくったカードを好きな順番でデッキの上に戻す。
自分は相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力をターン終了時まで、
[めくったカードの中のモンスターの数]×500ダウンできる。
デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!で登場した地属性・機械族のフュージョンモンスター。
デッキトップを墓地へ送る事で、相手のデッキの上から7枚を確認し、その中のモンスターの数×500の数値分相手モンスターを全体弱体化できる効果を持つ。
素材の片方は最上級モンスターだが、両者ともにサポートカードが豊富なので構築を意識すれば素材を揃えるのは難しくない。
特に《報道狸マイクタン》は《特報マシン・タフロイド》の蘇生と《配達マシン・ブーン》のサルベージを兼ねられるため、一気に2体の素材をフィールドに用意できる。
弱体化の数値は相手のデッキ構築と運に左右されるが、7枚もめくればモンスターはそれなりに含まれやすく、相応の数値は期待できる。
相手モンスター全てに作用するが1ターン限りなので、できるならば他にアタッカーを用意しておきたい。
特に【フルモンスター】相手には強力なメタカードとして働き、そのままフィニッシャーを務められる。
めくったカードは相手が任意の順番でデッキの上に戻すため、返しのターンに逆利用される危険性が高い点は気を付けたい。
《シンブンシン》で《特報マシン・タフロイド》を蘇生し効果を使えばまたデッキの下に戻せるため、利用される恐れを減らせる。
- カード名の「報道艦」は「報道官」、「轟鎧」は「号外」、「號 疾風」は「ゴシップ」のもじりだろう。
- 「疾風迅雷」とはその名の通り激しい風と雷のことを指し、そこから転じて風や雷のように素早いさまを形容する言葉として用いられる。
- ちなみに「號」は「号」に虎という字を合わせることで、「虎のように叫ぶさま」を表す漢字。
このモンスターが鯱(シャチホコ)のような姿をしているのは「鯱」と「號」の漢字が似ていることが由来だろうか。
- また、報道関連の用語である瓦版から、城門や楼門に棟飾りとして用いる「鯱瓦」を意識している可能性もある。
- フュージョン召喚時の口上は「暴いて、暴いて、暴きまくれ!大艦巨砲で鉄のカーテン 打ち壊せ!報道!号外!ゴシップ!フュージョン召喚。《報道艦轟鎧號 疾風迅雷》!」
また、攻撃の際にも「方位盤 照準装置作動! 距離、包囲よし! バクロー砲 全砲門 一斉射! てぇーっ!」と、口上を述べている。
- 「遊我とルークたちのモンスター研究所」では、その複雑な名前を「読みにくい」「小学生が習ってない漢字」であるとネタにされていた。
関連カード †
収録パック等 †
外部リンク †