《闇の訪れ》

《闇(やみ)の訪(おとず)れ》 †

通常魔法
【条件】手札２枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスター１体を選んで裏側守備表示にする。

　デッキ改造パック 超速のラッシュロード！！で登場した通常魔法。
　２枚の手札コストと引き換えにモンスター１体を裏側守備表示にする効果を持つ。

　モンスター１体を裏側守備表示にできるがコストが厳しすぎる。
　守備表示にするだけなら《『攻撃』封じ》、裏側守備表示にするにしても《シエスタトレーロ》とこのカードより扱いやすいカードが存在する。
　これらに比べてこのカードの利点は、自分フィールドのモンスターや表側守備表示モンスターを裏側守備表示にできる点。
　これにより《魔将ヤメルーラ》の効果対策に安定してなる点は有用な差別化点だが、このカードを発動し、さらに最上級モンスターをアドバンス召喚するのは消費が大きい。
　前のターンからセットしておく、使うターンに手札を補充する手段を組み込んでおくなど下準備が必要だろう。
　手札コストで墓地にある方が都合の良いカードを墓地へ送るという使い方もできなくはないが、それでもこのカードより軽く使いやすいものいくらでもある。
　相手フィールドのレベル９以上のモンスターの存在によって《大恐竜駕ダイナ－ミクス》の条件が満たせない場合、このカードで無理矢理裏側守備表示にして突破することが可能。
　このターンに召喚・特殊召喚されていない自分のモンスターの効果を一度発動し、このカードで裏側にして、リバースすることで、再び同じモンスターの効果を発動することが一応はできるが、コストとリターンが見合っているかは考えたい。

• 遊戯王OCGにも登場していた魔法カードの１枚である。
  
  • 過去のOCGでは「表示形式はそのままで裏側表示にする」という効果だったため、「裏側攻撃表示」という稀有な状況を作り出す事のできたカードだった。
    現在はエラッタが行われ既にOCGもラッシュデュエルと同じ効果となっているが、あちらではエラッタ後のカードが再録されておらず、こちらで先にエラッタ後の性能で実装された。
    

• 原作・アニメにおいて―
  アニメSEVENSの「蘭世vsギャリアン」戦ではギャリアンが使用。
  《花牙クノイチ・エトランゼ》を裏側守備表示にし、《ドリリング・マンドリル》の効果へ繋げるコンボを披露した。
  「ガクトvsギャリアン」でもギャリアンが使用。
  《魔将ヤメルーラ》を裏側守備表示に変更し、《シールド・ボーリング・コング》の効果に繋げた。
  

• 「ルークvs洗井新太」戦でも登場してる。
  新太の初手にありセットされたが、すぐにチート行為によってデッキ内の魔法カード《洗浄に架ける橋》にすり替えられたため、発動はしていない。
  

• コナミのゲーム作品において―
  遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!では、アニメ本編と同様にギャリアンが使用した際のセリフが用意されている。
  

関連カード †

• OCG:《闇の訪れ》

• 《ララバインド》

―《闇の訪れ》が見られるカード

• 《手札抹殺》

収録パック等 †

• デッキ改造パック 超速のラッシュロード！！ RD/KP01-JP043
• 最強バトルデッキ アサナ －重騎道の誇り－ RD/SBD7-JP025

外部リンク †

• カードデータベース