《黒竜の雛》

《黒竜(こくりゅう)の雛(ひな)》 †

効果モンスター
星１/闇属性/ドラゴン族/攻 800/守 500
【条件】自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】手札の「真紅眼の黒竜」１体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。

　ビクトリーパック 伝説の真紅眼の黒竜で登場した闇属性・ドラゴン族の下級効果モンスター。
　自分フィールドの自身を墓地へ送る事で、手札の《真紅眼の黒竜》１体を特殊召喚する効果を持つ。

　出せるモンスターにはオリジナルの《真紅眼の黒竜》以外に、手札であちら扱いとなる《真紅眼の月竜》・《真紅眼の冥飛竜》も存在する。
　しかし、後者のモンスターらは下級モンスターであるためこのカードで出す必要が無く、基本的にオリジナル一択となる。

　《真紅眼の黒竜》は最上級バニラのレジェンドモンスターと手札事故の要因になりやすく、その防止に併用しても良いだろう。
　アドバンス召喚と比較して《真紅眼の黒竜》をリリース１体分少ない消費で特殊召喚できる。
　また特殊召喚であるため、《魔将ヤメルーラ》の効果をすり抜けてフィールドに出すことができる。
　ただしステータスが足りないのであちらを戦闘破壊するには《山》等の他のカードが必要になる。

• かつては、レベル１モンスターでは最大の攻撃力だった。
  《ティタンの末裔》の登場で抜かれはしたものの、それでもレベル１としては依然高い攻撃力を持つ。
  《サターン・キング・ビートル》を主体とするデッキなら《真紅眼の黒竜》なしでも採用候補になるだろう。
  

• 遊戯王OCGにも登場していたカードの１枚。
  効果モンスターで初のラッシュデュエル化されたカードでもある。
  

• 原作・アニメにおいて―
  アニメSEVENS第24話にて、同時進行で行われた「vsルーク」戦・「vsガクト」戦・「vsロミン」戦において３人のオーティスがそれぞれ使用。
  いずれの盤面も初手で召喚され、そのまま効果で《真紅眼の黒竜》を特殊召喚した。
  

• コナミのゲーム作品において―
  『デュエルリンクス』では専用サポートスキルとして「ブラックドラゴン・ライジング」が存在する。
  ２ターン目以降に手札１枚をデッキに戻す事で、手札のこのカードを見せ、デッキ・墓地の《真紅眼の黒竜》１体を加え、その後相手フィールドの表側表示モンスター１体の攻撃力を400ダウンできる。
  使用ターン、自分はレベル７以上の効果モンスターで攻撃できなくなる。
  

関連カード †

• OCG:《黒竜の雛》

• 《真紅眼の黒竜》

このカードを使用する代表的なデッキ †

• 【真紅眼の黒竜】

収録パック等 †

• ビクトリーパック 伝説の真紅眼の黒竜 RD/VJMP-JP002 Ultra
• ゴールドラッシュパック RD/GRP1-JP043

外部リンク †

• カードデータベース