《イチゴ狩り》のバックアップ(No.10)

《イチゴ狩(が)り》 †

罠カード
【条件】自分フィールドの魔法・罠カードが相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター（攻撃力１５００以下）１体を選んで破壊する。

　同じ条件と類似する除去効果を持つ罠カードは複数存在し、それぞれ破壊対象が異なる。
　条件に関する話題や注意点に関しては《背誤射撃》を参照。

　このカードの破壊対象は攻撃力1500以下であり、これを採用しないデッキはほぼ存在しないと言ってよい。
　多くのデッキでは、下級モンスターを召喚した後に自分フィールドの特定種族を条件にする魔法・罠カード除去を発動する動きが頻繁に見られるため、発動機会は自然と訪れやすい。
　類似カードと比較すると、《カウンター・バック》は大型モンスターを破壊できるためアドバンテージ面で優れる一方、こちらは上述の通り発動機会に恵まれやすいため、一長一短である。
　《背誤射撃》はこちらより対応するレベルの範囲が広いものの、通常モンスターに対応できないため上述の自分フィールドの特定種族を条件にする魔法・罠カード除去に対するカウンターとしてはこちらに軍配が上がるだろう。

カード名の「イチゴ」は1500の上位二桁の「1(イチ)5(ゴ)」からだろう。
- 数値の後ろに０が連続し、その上位の数値が三桁以内の場合に、上位の数字を一桁ずつ順番に読み、０は省略する事がある。
  例えば、19,800円であれば「イチキュッパ」と読む。
  遊戯王カードゲームプレイヤーの間でも、1500を「イチゴ」「イチゴー」等と読み上げることがある。