効果モンスター 星1/光属性/ギャラクシー族/攻 0/守 0 【条件】なし 【効果】自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。 その後、自分の墓地の種族が異なるモンスター(光属性)3体を選んでデッキに戻す事ができる。 戻した場合、さらにお互いのフィールドの表側表示モンスターの中からモンスター(光属性)を素材として墓地へ送って モンスター(光属性)をフュージョン召喚できる。
超越のトランザムで登場した光属性・ギャラクシー族の下級効果モンスター。
自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、更に種族が異なる光属性3体を墓地からデッキに戻すことができ、戻した場合はお互いのフィールドから光属性を素材に光属性をフュージョン召喚できる効果を持つ。
基本の効果はただ自分モンスターを失うだけであるため、追加効果のフュージョン召喚まで狙うのが前提となる。
このカード自身が光属性・ギャラクシー族で、《プライム・ピアース・ジャイアント》の素材であり、もう片方の素材がレベル8以下の光属性であることを意識しておきたい。
追加効果の適用条件として墓地に種族の異なる光属性が3体必要になる。
基本の効果で墓地へ送ったモンスターも戻すモンスターに含められるため、それ以外の2種族が墓地に存在する状況で発動すれば良い。
また、相手フィールドの光属性も素材に含めることができ、レベル8以下なら《プライム・ピアース・ジャイアント》の存在により特に狙いやすいが、普通に使用すると相手依存となるので安定性は低い。
場合によっては《ルミナス・パロット》や《属性変更弾》で相手モンスターを光属性に変更して無理やり満たすのも良いが、コンボ性が高まるため手札事故のリスクは増す点は気を付けたい。
これらのことから採用する際は多種族・光属性、もしくは光属性のフュージョン召喚デッキで、《プライム・ピアース・ジャイアント》と同時採用するのが望ましい。
採用先の筆頭候補は専用サポートカードが存在する【プライム】であろう。
墓地の前提も満たしやすく、レベル9以上でも《プライムクロー・ガール》を片方の素材にすることで、《プライム・ピアース・ジャイアント》以外の光属性モンスターは素材として除去できる。
それ以外のデッキでは多種族・光属性、そしてフュージョン召喚とも相性の良いものとなると【メタリオン】が検討できる。
その場合、《イマジナリー・アクター》と《フュージョン》が揃わないとフュージョン召喚に移れないという欠点の一部をフォローできる。
メタリオンフュージョンモンスターの素材があれば、《フュージョン》代わりにこのカードを墓地へ送って戻すカードの1枚にすると良い。
多種族・光属性という点では【ライトニング・ボルコンドル】も、相手を光属性にする動きも含めて応用が利く。
その他、フュージョン召喚軸の【ギャラクシー族】でも光属性・ギャラクシー族指定として利用できるが、この場合は墓地に異なる3種族が集めにくいのが難点。
このカードの登場後、光属性はこのカードにより素材にされるというリスクを負うことになった。
ただし、このカードを採用してフュージョン召喚ができるデッキならば《プライム・ピアース・ジャイアント》により防げるため、メタカードと対策手段の両方を兼ねていると言える。
―《プライム・ドワーフ》を素材に指定するフュージョンモンスター