《背番号39 球児皇ホーム》 †
効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2500/守2000
【条件】自分または相手フィールドに表側表示の「熱血スピリッツ・スタジアム」がある場合、
自分フィールドの表側表示モンスター(レベル4/炎属性)2体を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで2500アップする。
このターン、自分はこのカードでしか攻撃できない。
デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!で登場した炎属性・戦士族の最上級効果モンスター。
フィールドに《熱血スピリッツ・スタジアム》が存在する場合にレベル4炎属性モンスター2体を墓地へ送る事で、自身の攻撃力を強化する効果を持つ。
効果によって、攻撃力を5400(フィールド魔法補正込み)にして攻撃する事ができ、大抵のモンスターを戦闘破壊出来る。
だが条件が重く、フィールド魔法と2体の墓地送りが必要。
さらに、このカードでしか攻撃出来なくなるので、相手のモンスターを残しやすい。
《背番号99 球児皇龍ホームグランドラ》によって蘇生することが可能で、これにより攻撃の制限なく攻撃力4000と2500を並べられる。
基本的にはこちらを狙い、このカードは効果を意識せず、墓地に落としておくような運用の方が有用だろう。
もちろん、攻撃力5400で攻撃すれば勝てる場合や、マキシマムモンスター等のどうしても戦闘破壊したい高攻撃力モンスターがいる場合などは、積極的に効果を使って問題ない。
また、《背番号99 球児皇龍ホームグランドラ》共々《ガガガガッツ》や《リクエスト9》による蘇生にも対応している。
ただ、両者ともに条件が少々キツイので、この点は然程期待せず狙えたら狙う程度に捉えておくのが良いか。
《ヘビー・コンダラー》は手札のこのカードを墓地へ送りつつ、ドローで《背番号99 球児皇龍ホームグランドラ》やそのリリース要員を引き込めるので相性が良い。
あちらの追加ドローとなっているフィールド魔法も、このカードの条件となっている《熱血スピリッツ・スタジアム》で満たせる点でもシナジーする。
- イラストでは自身の周囲に2つの野球ボールが回っているが、これはアニメZEXALにおけるオーバーレイ・ユニット(OCGで言うエクシーズ素材を指す)を意識したものだろう。
上記の設定画では「オーボールレイユニット」という名称が判明している。
- 過去シリーズの主人公エースのパロディであるためか、このカードのみならずユウカのデッキ全体に遊戯王ZEXALのオマージュ要素が多数見られる。
- アドバンス召喚時の口上は「低めを2球見送ってオーバーフェンスを予告!アドバンス召喚だ!《背番号39 球児皇ホーム》!」
「2球見送ってオーバーフェンスを予告」の部分は、ZEXALのエクシーズ召喚前に見られた「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築」の台詞のパロディだろう。
- 初登場時には2体のレベル4をリリースしてアドバンス召喚しているのだが、この際にギャラリーのルークが「レベル4モンスターが2体。くるぞロミン!」と発言している。
これはZEXALで同レベルのモンスターが揃った際に、遊馬の相棒であるアストラルが「レベル○が○体。来るぞ遊馬!」と度々述べていた事をネタにしたものだろう。
- 最初の召喚時には特に効果を発動せず、サルベージされてから2回目の召喚後に初めて効果を発動しているが、ZEXAL作中においても『初手でエクシーズ召喚→相手のエースモンスターに破壊される→各種カードで蘇生→サポートカードや派生形態でワンショットキル』という流れが多く見られたため、それを意識したものと思われる
- バットを振ってボールを打ち出すという変わった攻撃演出だが、実は元のOCG:《No.39 希望皇ホープ》もZEXALで似たような演出を見せた事がある。
その回は同じく野球がモチーフになった回であり、攻撃演出や攻撃名も類似したものであり、意識された可能性がある。
- 初登場となった第56話のタイトル「かっとバシング!」は遊馬の口癖にしてZEXALのコンセプトである「かっとビング!」のパロディである。
「vsロミン」戦でのフィニッシャーになる際の攻撃時にもユウカが述べている。
関連カード †
―サポートカード
―《背番号39 球児皇ホーム》の姿が見られるカード
収録パック等 †
外部リンク †