《ジャスティス・ドラゴン》のバックアップ(No.15)

《ジャスティス・ドラゴン》 †

効果モンスター
星５/光属性/ドラゴン族/攻1200/守1200
【条件】自分の墓地のモンスター（ドラゴン族）２体をデッキに戻して発動できる。
【効果】このターン、モンスター（ドラゴン族）を攻撃表示でアドバンス召喚する場合、
表側表示のこのカードは２体分のリリースにできる。

　ダブルコストモンスターだが、自身が上級モンスターであるため、このカードをアドバンス召喚してしまっては消費の軽減につながらない。
　かといって現在このカードを効果的に特殊召喚できるカードが存在せず、効果を活かすのが難しいカードである。

　ドラゴン族をデッキに戻すことができるカードというのはこのカードが初めてであるため、条件を目当てにすることも考えられる。
　ただし墓地の上級・最上級ドラゴン族を再利用したいなら《フェニックス・ドラゴン》でよく、こちらもうまく活用するのは難しい。
　狙い目としてはあちらでサルベージできない下級ドラゴン族の《ドラゴンズ・セットアッパー》・《ドラゴンズ・アップセッター》・《フェニックス・ドラゴン》などになるか。

　《フェニックス・ドラゴン》のサルベージ先としてはそれなりに有用であり、手札コストをフィールドのリリース１体分に変換できるのはこのカード独自の利点。
　また、ラッシュデュエルのモンスターゾーンは３ヶ所と遊戯王OCGに比べて狭く、「最上級モンスターをアドバンス召喚したいがリリースに充てたくないモンスターが居る」場合にゾーンを圧迫しない利点もある。

原作・アニメにおいて―
アニメSEVENSの「ルークvsウシロウ」でルークが使用。
ルークの初手に存在していたが、ウシロウの発動した通常魔法《呪いのファンレター》により、手札から墓地へ送られてしまう。
ルークの最終ターンに《フェニックス・ドラゴン》の効果でサルベージされ、アドバンス召喚される。
そのまま効果を発動してダブルコストモンスターとなり、《ビックリード・ドラゴン》のアドバンス召喚に繋げた。