《火麺胸焼け背脂の術》のバックアップ(No.19)

《火麺胸焼(かめんむねや)け背脂(せあぶら)の術(じゅつ)》 †

通常魔法
【条件】なし
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター１体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、
［自分フィールドの表側表示モンスター（炎族）の数］×４００ダウンする。

　ステータスの低い下級炎族を並べて発動し、弱体化させた後にアドバンス召喚を狙うこととなる。
　弱体化は最大1200に及び、最上級モンスターやマキシマムモードに対してでも侮れない数値となる。

　また、《火麺特忍ニクマシゴックブート》の効果で墓地からセットして再利用することも可能。
　あちらをフュージョン召喚した直後に使用しても弱体化の数値が少ないことが多いので、次のターン以降に発動するのが良いだろう。

モチーフは、ラーメンスープを濃厚に仕上げる技法のひとつ「背脂チャッチャ系」。
イラストには《火麺胸焼け背脂の術》にかかったのであろう、油まみれになっている緑色の肌のオークの様なモンスターが描かれている。
このモンスターはアニメの「火麺」カードや「ローリング」カードのイラストにたびたびやられ役として登場しているほか、《ジュエリーの落とし穴》・《酢酸のたまった落とし穴》でも落下している。

アニメでは条件として自分フィールドに表側表示の炎族が存在することを要求していた。
ただ、このカードはフィールドに炎族が存在しなければ効果が空撃ちとなるためそもそも発動ができず、不要な１文であった。
そのため、カード化の際にはオミットされている。