《ボブルヘッダー》 †
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分の墓地の「熱血スピリッツ・スタジアム」「TUM-サクリファイス・フォース」を合計2枚まで選んで手札に加える。
デッキ改造パック 創造のマスターロード!!で登場する通常魔法。
《熱血スピリッツ・スタジアム》・《TUM-サクリファイス・フォース》を合計2枚までサルベージする効果を持つ。
発動するだけで1枚のハンド・アドバンテージを得られる。
どちらか片方のみを2枚回収する事もでき、回収先が1枚しかない場合でも発動可能と融通も利く。
特に通常魔法の《TUM-サクリファイス・フォース》は自身の効果を使用した場合は勿論、ブラフとしてセットして除去されるケースなど、墓地へ送られる機会は多いだろう。
フィールド魔法の《熱血スピリッツ・スタジアム》は手札にダブつくと少々持て余すが、効果の有用性とサポートカードの関係上、確保しておく必要性が高いため、除去に対する保険として役立つ。
総じて該当カード2種を採用するデッキでは併用しておきたい。
- カード名の元ネタは「ダブルヘッダー」+「バブルヘッド」だろうか。
- 「ダブルヘッダー」とは、特定のチームがホーム球場において1日で2試合を開催することを意味する。
NPB(日本プロ野球)では、昭和時代は交通の便の悪さや悪天候による中止が多かった事もあってほぼ毎年見られる形式であった。
その後はドーム球場による雨天中止の減少や公共交通機関の改善、更には選手の負担が考慮された結果、徐々に行われなくなり、NPBでは1998年を最後に開催されていない。
- なお、独立リーグやメジャーリーグ(MLB)などでは21世紀現在でも定期的に行われており、野球界全体では今なおダブルヘッダーは継続されている。
これは、選手の都合や試合数の増加への対応、ドーム球場の少なさ、移動距離などが影響している(NPBは本拠地にドーム球場を持つ割合が比較的高い)。
- 「バブルヘッド(Bobblehead)」とは、頭と胴がバネでつながった頭が揺れるフィギュアのこと。
1960年代初期から1970年代初期にかけてアメリカで流行し、野球やアメフト、バスケといったスポーツ選手をモデルにした人形が特に人気を博した。
その後、1990年代になるとメジャーリーグの各球団がファンサービスの一環として「バブルヘッド配布デー」を始め、観客に選手やマスコットなどのバブルヘッドを無料で配布するイベントが行われた。
更に複数の企業が独自にバブルヘッドの販売を始めた結果、野球ファンにとって馴染み深いものとなり、現在ではメジャーリーグを象徴するアイテムの1つとして定着している。
関連カード †
収録パック等 †