夢中のバックアップ(No.20)

夢中(むちゅう) †

　「夢中」と名のついたカード群。
　全て光属性・昆虫族で統一されており、光属性・昆虫族に関するテキストを持つカードも多い。
　また、メインデッキのモンスター及び《夢中のラーヴァ》は守備力1200で、その内レベル６以下は攻撃力800で統一されており、レベル９モンスターは攻撃力3000・守備力2500で統一されている。

《夢中のランビリス》以外の下級モンスターは、自身を攻撃表示から守備表示に変更する事で発動可能な、固有効果及び相手モンスター１体を昆虫族に変更できる一連の効果を持つ。
また、《夢中のランビリス》や《夢中の抱擁》は相手モンスターを昆虫族に変更することが半ば前提の効果を持っており、全体的に種族変更を戦術の軸にしたシリーズである。
最初に登場したカード（《夢中のパピヨン》）の特徴を後にシリーズ全体に拡張した一例と言える。

【条件】自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター（光属性／昆虫族）がいる場合、
攻撃表示のこのカードを表側守備表示にして発動できる。
【効果】（固有効果の処理）。
その後、相手フィールドの表側表示モンスター１体を選んでその種族を次の相手ターン終了時まで昆虫族にできる。

先行登場した《夢中のパピヨン》も類似した効果だが、幾つかの点で違いが見られる。

種族変更はそのターン終了時までしか適用されない

共通効果を持つカード
カード名	固有効果
《夢中のシュエル》	相手モンスター１体の表示形式変更
《夢中のドローネ》	デッキトップ２枚を墓地へ送る
《夢中のマリキータ》	相手モンスター１体のステータスを弱体化
それ以外
《夢中のパピヨン》	フィールドに自身以外の表側守備表示がいれば１枚ドロー

《夢中のパピヨン》の効果が適用されて昆虫族に変化しているモンスターに対し、上記の《夢中のシュエル》らの効果を使用する事は可能。
これは、《夢中のパピヨン》の種族変更がこのターン終了時までなのに対し、上記共通効果は次の相手ターン終了時まで継続するため、効果が重複しないと見なされるからである。
逆に、上記共通効果を適用した相手モンスターに対し《夢中のパピヨン》の効果を使用することはできない(25/01/11)。