《花牙乱心メイカ・エトランゼアイズ》のバックアップ(No.4)

《花牙乱心(かげらんしん)メイカ・エトランゼアイズ》 †

フュージョン・効果モンスター
星８/地属性/植物族/攻   0/守   0
「花牙クノイチ・エトランゼ」＋「花牙クノイチ・エトランゼ」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを２体まで選び、
その攻撃力・守備力をターン終了時まで７３万ダウンする。

　デッキ改造パック運命のギャラクシー！！で登場する地属性・植物族のフュージョンモンスター。
　デッキトップを墓地へ送る事で、相手の表側表示モンスター２体までのステータスを73万ダウンする効果を持つ。

　フュージョン召喚については同じ素材が指定されている《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》を参照。

　モンスター効果は言うなれば、相手モンスター１～２体のステータスをターン終了時まで０にできるもの。
　弱体化可能なモンスターには表側表示以外の指定がないので、マキシマムモンスターやフュージョンモンスターにも通用する。
　ただし、このカード自体のステータスが０であるため単体では戦闘破壊できず、他のモンスターかこのカードの強化手段のいずれかとの併用が前提となる。

《水の泡－崩壊のバブル－》と同様に、現実では確実に過剰な数値の弱体化を行うカード。
単に「０にする」と表現しなかったのは、下記のネタを意識したためであろう。

現在、ラッシュデュエルには「攻撃力を０にする」効果は存在せず、「元々の攻撃力を（ターン終了時まで）０にする」効果しか存在しない。
前者は（OCGでの挙動に則れば）攻撃力が０になる前に受けていたステータス変動がリセットされた上で攻撃力が０になる。
この際、攻撃力が０になる直前まで受けていた永続効果やフィールド魔法の効果による強化・弱体化も受けなくなる。
攻撃力が０になった後に強化を受けるとその強化分だけ０から攻撃力がアップする。
しかし後者の場合は、元々の攻撃力が０になる前に受けていたアップ・ダウンはリセットされず、０から受けていたアップ・ダウンを再計算し、さらに強化・弱体化を受けるとその数値分だけさらにアップ・ダウンする事になる。
「攻撃力を０にする」効果は他の効果との兼ね合いが複雑な為、ラッシュデュエルでは極端に大きな数値のダウンとする事で、「どのタイミングで攻撃力が０になったのか」「どの強化・弱体化の効果の適用が終了しているのか」を記憶する必要が無いようにしているのだろう。

既存のフュージョンモンスターと同じ素材が指定された初のフュージョンモンスター。
因みにアニメではこちらに先駆けて《彩光超オメガギターナ》と《彩光超プリンセスオメガ》が登場していた。

原作・アニメにおいて―
このカード自体は直接登場してはいないが、アニメSEVENSに登場した七星蘭世を強く意識したカードであるのは間違いないだろう。
蘭世は数多の男性に惚れやすいキャラクターであり、その状態になると盲目的な行動に出てしまい、時に暴走する。
この時の彼女の目と眼鏡はイラストの様な状態へと変貌するのだが、劇中では「蘭世アイズ」と称されている（因みに第36話のサブタイトルは『開眼♡らんぜアイズ』である）。
また、惚れた男性に対して１人につき１冊の観察日記をつけており、第36話時点ではその総数は73冊にも及んでいる。
このカードのカード名・イラスト・73万という数字はこれらの要素が元ネタとなっている。

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収録パック等 †

デッキ改造パック運命のギャラクシー！！ RD/KP09-JP039

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関連カード †

収録パック等 †

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