効果モンスター 星10/闇属性/ギャラクシー族/攻2500/守2000 このカードはモンスター3体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。 【条件】上記の方法でこのカードを召喚したターンに、 自分の墓地のモンスター5体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドのレベルが一番高い表側表示モンスターを全て破壊する。 その後、[相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力の合計]だけ相手にダメージを与える事ができる。
最強ジャンプ(2024年4月号) 付属カードで登場した闇属性・ギャラクシー族の最上級効果モンスター。
モンスター3体をリリースしてアドバンス召喚できる効果外テキスト、この方法で召喚したターンに墓地のモンスター5体をデッキに戻す事で、相手のレベルが最も高いモンスター全てを破壊し、その後相手の表側表示モンスターの合計攻撃力の数値分のバーンを与えられる効果を持つ。
自身の効果外テキストを使わず通常のアドバンス召喚もしくは何らかの特殊召喚で展開した場合は実質バニラとなる。
その場合でもレベルの高さ故の疑似的な効果耐性があるためアタッカーとしては有用だが、それは一部のレベル10マキシマムモンスターや《焔魔神ルシュレス》でも可能な運用である。
種族・属性の違いで差別化は可能だが、基本的には3体リリースでの運用を狙い、こちらの使用法はサブプランとなるだろう。
効果を使用するには3体のリリースに加えて墓地コスト5体が必要なので少々重い。
とは言え、コストの内3体はリリースしたモンスターで賄えるため、何らかの事情で墓地リソースが削られていない限りは発動そのものは難しくはない。
除去範囲は相手フィールドの最高レベルのモンスター全てと豪快なもの。
破壊耐性を持つモンスターには通じないが、レベルの指定そのものは無いので大型アタッカーも除去はしやすく、このタイプとしては手札消費も少ない。
状況次第ではモンスターが1~2体残るが、その場合でも後半のバーンで大ダメージを与えやすいため、フィニッシャー運用は狙いやすいと言える。
ただし、裏側守備表示モンスターや攻撃力が低い壁モンスターが存在する場合はバーン数値も低くなりやすく、直接攻撃も通しにくくなるので厄介な状況と言える。
可能ならば事前にそれらを除去しておくか、表示形式を変更しておきたい。
「闇属性・ギャラクシー族で3体リリースによりレベルを問わずモンスターの破壊ができる」という点では、《ダークネス・トランザム・クライシス》の存在が気になるところ。
どちらも《ヴォイドヴェルグ・グロビュール》や《ヴォイド・コリドール》などに対応しているが、このカードはレベル10のため、あちら含めてレベル8もそのサポートも多い【ヴォイドヴェルグ】とは若干かみ合わない。
モンスターであればリリースやデッキに戻す対象を問わないため、こちらの属性や種族にこだわらず、リリース要員を余らせがちなデッキや【グッドスタッフ】の方が採用しやすいか。