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《零撃竜ゼロギアス》 †
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】手札のモンスター(レベル7以上/ドラゴン族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、
その元々の攻撃力をターン終了時まで0にする。
このターン、このカードがモンスターに攻撃したバトルフェイズ中、
このカードはもう1度だけモンスターに攻撃できる。
遊☆戯☆王SEVENS ルーク! 爆裂覇道伝!! 第1巻 付属カードで登場した闇属性・ドラゴン族の最上級効果モンスター。
ドラゴン族最上級モンスターを手札コストとして墓地へ送り、レベル8以下の相手モンスターの元々の攻撃力を0にしてこのターンモンスターへの連続攻撃ができるようになる効果を持つ。
レベル7以上のドラゴン族の手札コストで相手モンスターの弱体化とモンスターへの連続攻撃が行え、性能は属性・種族・ステータスの一致する《幻撃竜ミラギアス》と非常に近い。
《幻撃竜ミラギアス》との差異として弱体化するモンスターが1体になった代わりにレベル8も可能であり攻撃力0にする。
これによりあちらでは対処できなかった《青眼の白龍》なども対処できるようになり、直接攻撃と同等のダメージを与えながら連続攻撃を行える。
しかし結局レベル10のマキシマムモンスターやレベル9以上のフュージョンモンスターには無力である。
また「戦闘破壊」ではなく「攻撃」が連続攻撃の条件であるため、戦闘破壊できなかった場合にも攻撃をできる点で若干連続攻撃を行いやすい。
《幻撃竜ミラギアス》と共通の注意点としてそこそこ重い手札コストが必要でかつモンスターにしか連続攻撃できない点で《連撃竜ドラギアス》に汎用性で劣る。
また連続攻撃のためには弱体化が必須であるため、相手フィールドに裏側守備表示モンスターやレベル9以上のモンスターしか存在しない場合には効果の発動自体が行えない。
- 原作・アニメにおいて―
漫画「遊☆戯☆王SEVENS ルーク! 爆裂覇道伝!!」の「ルークvsロア」戦でルークが使用。
《輝岩竜》・《竜の祈り子》をリリースしてアドバンス召喚される。
効果で《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》の攻撃力を0にし、さらに魔法カード《ドラゴニック・スティッチ》で戦闘破壊耐性を付与する事で2回連続攻撃を行いフィニッシャーとなった。
攻撃名は1回目が「爆裂覇道無極弾」、2回目が「滅殺覇道零王撃」。
効果名は「ゼロフィル・チャージ」。
- 「ゼロフィル(zero fill)」とは、足りない桁や領域をゼロで書き込み埋める事であり、主にパソコンの譲渡や廃棄等でハードディスクドライブにある全てのデータを完全に消去する為に、そのデータのあったディスク領域に0を書き込み、データの復元を困難にする際に行われる。
データ消去の他、そのハードディスクドライブが再利用できるかどうかテストも兼ねて行われる場合もある。
また、プログラミング言語によっては、メモリーを0で埋めても、必ずしも値として0になるとは限らず、意図した結果にはならない事もある。
このモンスターの効果も、元々の攻撃力を0にしてもフィールド魔法や永続効果での強化には影響しない点で合致していると言える。
- 召喚時の口上は「0か1かと問われれば!数えてみよう10・9・8・7・6・5・4!!カウントダウンには意味がある!!3・2・1!!!無限の宇宙の特異点より―シュバルツシルト半径飛び越えて―現れろ!!《零撃竜ゼロギアス》!!!」。
- 「シュバルツシルト半径(シュヴァルツシルト半径とも)、正確にはシュワルツシルト半径(Schwarzschild radius)」とは、ドイツの天文学者、カール・シュヴァルツシルトが、一般相対性理論におけるアインシュタイン方程式から導き出した、ブラックホールの中心(特異点)から事象の地平面までの距離(半径)を表す代表的指標の事である。
関連カード †
―《零撃竜ゼロギアス》を素材に指定するフュージョンモンスター
収録パック等 †
外部リンク †