A・O・G(アームズ・オブ・ジェネクス) リターンゼロ》

シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻3100/守2950
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):相手がモンスターの効果を発動した時、
属性がそのモンスターと同じとなるモンスター1体を自分の墓地から除外して発動できる
(このターン、このカード名のこの効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外できない)。
その発動を無効にし破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地・除外状態の「ジェネクス」モンスターを6体まで対象として発動できる(同じ属性は1体まで)。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、その数まで魔法&罠ゾーンのカードを破壊できる。

 TERMINAL WORLDで登場した闇属性機械族シンクロモンスター
 相手モンスター効果発動した時、そのモンスターと同属性自分墓地から除外し、その発動無効にし破壊する誘発即時効果自分墓地除外状態の属性の異なるジェネクスを6体までデッキに戻し、その数まで魔法&罠ゾーンカード破壊できる起動効果を持つ。

 シンクロ素材チューナー側に闇属性縛りが設けられているが、幸いジェネクスには闇属性チューナーも多い。
 サポートカードが多い《ジェネクス・コントローラー》、他者を展開できる《レアル・ジェネクス・コーディネイター》、自己特殊召喚効果を持つ《A・ジェネクス・バードマン》《レアル・ジェネクス・チューリング》等は採用しやすい部類だろう。
 その他、【ジェネクス】に採用しやすい汎用闇属性チューナーでは、自己特殊召喚効果を持ち機械族サポートも共有できる《アサルト・シンクロン》が挙げられる。

 (1)は墓地コストと同属性発動したモンスター効果無効破壊
 幅広いモンスターに対応する為には、なるべく墓地に複数属性を揃えておきたい。
 除外したモンスターは(2)等でデッキ墓地手札に戻して再利用できれば理想的。
 同属性は同じターンに1体しか除外できないものの、効果自体は1ターンの回数制限が無いため、複数属性を扱うデッキに対しては強力な制圧として機能し得る。
 逆に、単一属性デッキ相手の場合、墓地コストは用意しやすい代わりに1ターンに1度に留まりやすく、制圧力も落ちる。

 (2)は墓地除外状態のジェネクスデッキ戻しとその数までの魔法・罠除去
 戻せるモンスターは異なる属性が指定されているので、多数を破壊したい場合は(1)と同様に複数属性墓地除外に揃えておきたい。
 しかし多数を破壊したい状況ではそもそもシンクロ召喚やこの効果自体が妨害されやすいため、1〜2枚破壊を狙う程度が無難だろう。
 墓地ジェネクス戻せるが、それは(1)でコストにしたほうがよいことが多く、(1)でコストにした除外状態のジェネクス戻すと無駄がないだろう。

 破壊は任意かつ破壊枚数は「戻した枚数まで」であるため、相手魔法&罠ゾーンカードが存在しない状況で戻すことを目的に発動することもできる。
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》の(2)によるループで展開する場合、デッキ以外から手札に加えられないジェネクスサーチャーサーチ先の供給として重宝する。
 《レアル・ジェネクス・マグナ》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》《レアル・ジェネクス・ターボ》と経由し、そこから《レアル・ジェネクス・オラクル》《リサイクル・ジェネクス》サーチ召喚することで、シンクロ召喚しつつ墓地に4つの属性を用意できる。

 【ジェネクス】以外では《アクセル・シンクロン》闇属性チューナーであることから【シンクロン】での採用も考えられる。
 《ジャンク・スピーダー》効果が通れば複数の属性を絡めて展開でき、足りない属性シンクロモンスターである程度は準備できるだろう。
 【閃刀姫】においても先攻ターン目から《未来の柱−キアノス》1枚で6属性墓地に置いた状態でシンクロ召喚可能(ルートはあちらのページを参照)。
 ただし、エクストラデッキの枠をかなり圧迫するため、多少尖った構築になる事は意識したい。

  • C言語等の一部プログラミング言語において、処理の起点となるmain関数のコード末尾に「return 0;」という記述を行う。
    これは処理がエラーで中断せず末尾まで進んだ場合に処理結果を処理呼び出し元に数値の形で返却するもので、正常値を指す「0」を返すことで「プログラムを正常に終了させる」という意味合いになる。
    転じて、(《創星神 sophia》の世界を)「終わらせるもの」といった意味合いも含まれているのだろう。

関連カード

収録パック等


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