EM(エンタメイト)ターントルーパー/Performapal Turn Trooper》

効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1200/守1200
(1):自分バトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードにカウンターを1つ置く(最大2つまで)
(2):このカードは、このカードのカウンターの数によって以下の効果を得る。
●1つ:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
●2つ:このカードをリリースして発動できる。
発動後2回目の相手エンドフェイズまで、フィールドのモンスターを全て除外する。

 Vジャンプ(2018年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した光属性戦士族下級モンスター
 自分バトルフェイズ開始時に自身にカウンター置く誘発効果カウンター1つの場合に相手モンスター攻撃無効にできる誘発効果カウンター2つの場合に自身をリリースしてフィールドモンスター一定期間だけ除外する起動効果を持つ。

 (2)の1つ目は相手攻撃無効にする効果
 EMではほぼ同様の効果を持つ《EMラ・パンダ》や、ペンデュラム効果で類似した効果を持つ《EMゴムゴムートン》などが存在しており、この効果だけでは優位性は乏しい。

 2つ目はフィールドモンスター一定期間だけ除外する効果
 対象を取らない全体除外ということもあって防ぎにくく、帰還こそするもののそれまでの時間は長い。
 とはいえ、2回目のバトルフェイズに入らなければ使えないため、最低でも相手ターンを1度はしのがねばならない。
 1つ目の効果攻撃を1度しのげるが、他の除去攻撃にも耐える手段が必要になる。

 また、最速で発動できるのが2回目のバトルフェイズを終えたメインフェイズ2となるため、がら空きになった相手にラッシュを決めにくい。
 自分モンスターも全て除外するため、防御手段がなければ次の相手ターン攻撃を受ける可能性もある。

 属性種族こそ恵まれているが、それらがばらける【EM】ではさほど優位に立ちにくい。
 独自の効果を持っているのは確かだが、他のEMより優先される性能かと問われると難しいのが現状である。

 強いて使うとすれば、防御カードを多数採用したコントロール型のデッキとなる。
 行動を阻害するため維持しやすく、防ぎにくい全体除外によって攻める機会も生まれやすい。

 《幾星霜》なら能動的にバトルフェイズを2回行えるため、カウンターを2個確保できる。
 しかし、大抵の場合2回連続のバトルフェイズを行えば相手に勝てる場合が多く、その後に除外を行う意味はあまりない。

関連カード

収録パック等


Tag: 《EMターントルーパー》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 戦士族 攻1200 守1200 EM

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