《F.A.サーキットGP/F.A. Circuit Grand Prix》 †
フィールド魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
フィールドの「F.A.」モンスターのレベルはバトルフェイズの間だけ2つ上がる。
(2):1ターンに1度、自分の「F.A.」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):フィールドの表側表示のこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「F.A.サーキットGP」以外の「F.A.」カード1枚を手札に加える。
EXTRA PACK 2017で登場したフィールド魔法。
F.A.のレベルをバトルフェイズの間だけ上げる効果、F.A.が相手モンスターを戦闘破壊した時にドローする効果、破壊された場合にF.A.をサーチする効果を持つ。
(1)はF.A.フィールド魔法共通のF.A.のレベルを2つ上げる効果。
適用中はレベル4のF.A.モンスターのレベルは6となるので、このカードの発動をトリガーにするなどで1つでもレベルを上げられればそれぞれの固有効果も適用できる。
このカードは適用期間がバトルフェイズなので、攻撃力がレベルに依存しているF.A.にとっては実質600の強化となり、(2)の効果にも繋げやすくなる。
2回攻撃できる《F.A.ソニックマイスター》や戦闘時の効果の発動を封じる《F.A.ターボチャージャー》とも相性がいい。
一方メインフェイズには恩恵がないので、《F.A.ウィップクロッサー》や《F.A.ハングオンマッハ》の持つメタ効果はやや活かしにくい。
(2)は戦闘破壊をトリガーとするドロー効果。
戦闘破壊が条件だが墓地へ送ることまでは求められていないので、レベル7以上の《F.A.ハングオンマッハ》が存在している場合やトークンが相手の場合でもドローができる。
ダメージステップという妨害されづらいタイミングでF.A.のレベル上昇効果を誘発できるのも利点。
(3)はF.A.フィールド魔法共通の、自身が破壊された場合にF.A.をサーチする効果。
自分で破壊しても発動できるので、相手の除去に対するリカバリーとしてだけでなく、《F.A.シェイクダウン》や《醒めない悪夢》を用いて能動的に破壊するプレイングも考えられる。
F.A.モンスターは《U.A.ハイパー・スタジアム》でもサーチでき《F.A.シェイクダウン》でリクルートもできるので、F.A.魔法・罠カードのサーチに使いたいところ。
フリーチェーンの除去とリクルートができる《F.A.シェイクダウン》か、ドローと蘇生ができる《F.A.ピットストップ》が狙い目か。
- グランプリ(Grand Prix)とは、フランス語で「大賞、もしくはそれに該当する者を決める大会」の意味。
アニメDMの「KCグランプリ」、アニメ5D'sの「ワールド・ライディング・デュエル・グランプリ」などでも使われている単語である。
後発のF.A.フィールド魔法のカード名を考えると、サーキット場を走るレース大会なのだろう。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《F.A.サーキットGP》 魔法 フィールド魔法 F.A.