《ＲＯＭクラウディア/ROM Cloudia》 †
効果モンスター
星４/闇属性/サイバース族/攻1800/守 0
(1)：このカードが召喚に成功した時、
「ＲＯＭクラウディア」以外の自分の墓地のサイバース族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(2)：このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「ＲＯＭクラウディア」以外のレベル４以下のサイバース族モンスター１体を特殊召喚する。
ストラクチャーデッキ−サイバース・リンク−で登場した闇属性・サイバース族の下級モンスター。
召喚成功時にサイバース族をサルベージする誘発効果、破壊された場合にレベル４以下のサイバース族をリクルートする誘発効果を持つ。
(1)は、召喚に成功した時にサイバース族モンスターをサルベージできる効果。
《レイテンシ》の効果を発動させることができ、召喚権は使うがモンスター２体を展開できてリンク召喚に繋げれば手札消費も０となる。
また《バックアップ・セクレタリー》も、サルベージ後に即座に手札から特殊召喚ができる。
手札の自身をコード・トーカーのリンク素材にできる《マイクロ・コーダー》・《コード・ラジエーター》も有力候補。
特に《マイクロ・コーダー》はこのカードと相性が良い《サイバネット・オプティマイズ》をサーチでき、条件を満たせばこのカード自体もサーチできる。
この効果には回数制限がないので、《サイバネット・オプティマイズ》や《バランサーロード》の効果を利用すれば複数回効果を発動できる。
このカードを通常召喚して効果を発動した後、サルベージしたサイバース族を上記のカードで召喚するのも有効。
(2)は、戦闘・効果で破壊された場合のリクルート効果。
同名カードをリクルートすることはできないが、サイバース族で下級モンスターならば数値の指定がないため幅広いモンスターを特殊召喚でき戦線を維持できる。
《ドラゴニックＤ》・《炎王の孤島》などで手札から破壊することでフィールドに出すことなくリクルート効果を使用可能。
《バランサーロード》をリクルートし召喚権を増やしたり、《ＲＡＭクラウダー》を出し、墓地のサイバース族の蘇生に繋ぐなどの動きができる。
この効果にも回数制限がないので、《連鎖破壊》を使えばサイバース族２体をデッキから特殊召喚可能。
- カード名の「ＲＯＭ」とは「Read Only Memory」（リードオンリーメモリ）の略であり、読み出し専用の記憶装置のことである。
「CD-ROM」「DVD-ROM」などのディスクが代表的であり、主に工場などで書き込みされ、利用者が内容を書き換えできないものを指す。
クラウディアはヨーロッパ系の女性名で、「クラウドコンピューティング」のクラウドともかかっていると思われる。
効果は２つとも、名前に関連性の見られる《ＲＡＭクラウダー》に対応している。
- 第45話においては、Aiの語ったサイバース世界のイメージにてこのモンスターが登場している。
関連カード †
収録パック等 †
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