《The Legend of Tickets》 †
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
このターンのエンドフェイズに、対象の墓地のカードをデッキの一番上に戻す。
次の自分ドローフェイズの通常のドローは2枚になる。
The Legend of Duelist PROMOTION PACKで登場した通常魔法。
墓地のカード1枚をエンドフェイズにデッキトップに置き、次の通常のドローを2枚にする効果を持つ。
次の通常のドローが2枚に増えるが、その前の自分エンドフェイズに墓地のカードをデッキトップに戻すため、通常は増えた1枚はそのカードをドローすることになる。
よって、実質的には次のターンまでタイムラグのある万能サルベージとなる。
カードの種類に制限もないため、遅ささえ気にならないなら汎用性は高いと言える。
また、直接サルベージするわけではなく、通常のドローを経由することで《RUM−七皇の剣》等のドロー・通常のドローで手札に加わることをトリガーとする効果を使用するのにも利用できる。
ただし、相手ターンの間に自分のデッキのシャッフルが発生するとデッキトップが変わり、通常のドローで引く2枚は高確率で墓地から戻したカードではなくなってしまう。
サーチやリクルートは自分が相手ターンに行わなければほぼ問題ないが、相手からのデッキバウンスによって発生するのが最も危険性が高い。
モンスターをサルベージするのであれば即時使用可能になる《死者転生》、デッキに戻すのであれば《貪欲な壺》の方が利便性が高いので、魔法・罠カードが狙い目となるだろう。
単にデッキトップに戻すのであれば、同じターン中にドローできれば使用可能な《鳳凰神の羽根》が存在する。
デッキに戻すことでデッキからサーチ・墓地へ送る等をする前提であれば、《貪欲な瓶》・《転生の予言》も存在する。
また、これらと比較して速効性こそないもののハンド・アドバンテージ自体は失うことがないのも勝る点と言えるか。
- イラストでは、遊戯王25周年ロゴのついた黒い封筒の中から、黄金に輝くチケットが姿をのぞかせている。
このカードが配布されるイベントである「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY」の入場チケットをイメージしたカードだろう。
事前に前売り券を購入する(前のターンにこのカードを消費する)ことで、イベント当日を大いに楽しむ(ドローが増える)様子を再現している。
- なお、「決闘者伝説 QUARTER CENTURY」のチケットは実際には電子チケットで、このような紙のチケットは存在しない。
- イベント名「The Legend of Duelist」を意識したカード名と思われるが、これでは「伝説のチケット」ではなく「チケットの伝説」になってしまう。
とはいえofの使い間違えは《カース・オブ・ドラゴン》から続く遊戯王の伝統でもある。
- 英語表記は「Tickets」だが読みは「チケッツ」ではなく「チケット」のため宣言の際に間違えないように注意。
収録パック等 †
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