Z−ONE(ゼット・ワン)/Z-ONE》

通常魔法
(1):セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
自分の墓地の永続魔法カードまたはフィールド魔法カード1枚を対象として発動する。
そのカードを手札に加える。

 遊戯王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2011 - OVER THE NEXUS 付属カードで登場した通常魔法
 セットされている自身が破壊された時、永続魔法またはフィールド魔法サルベージする効果を持つ。

 効果発動するには、セット状態のこのカード破壊しなければならない。
 ブラフとしてセット破壊を待つ方法もあるが、状況や相手デッキに依存するので、期待はできない。
 《スクラップ・ドラゴン》等の自分でこのカード破壊する手段を用意することになる。
 《メガロイド都市》《EMペンデュラム・マジシャン》など、破壊してサーチを行うカード破壊すればディスアドバンテージはない。

 発動時にサーチを行うフィールド魔法は多く、回収して再び発動できればアドバンテージも得やすい。
 しかし、フィールド魔法サルベージ《マインフィールド》永続魔法サルベージ《暗躍のドルイド・ウィド》でもできる。
 《ハーピィの狩場》《ヒステリック・サイン》の両方を使用する【ハーピィ】のように、フィールド魔法永続魔法の両方を使用するデッキならばこのカード1枚で両者のサルベージが狙えるため相性が良い。

 このカードと相性の良いカードもいくつか存在する。
 《暗黒界の雷》でこのカード破壊することで、墓地《暗黒界の門》を回収しつつ、手札暗黒界捨てることができる。
 《マジカルシルクハット》でもカード破壊できるが、このカード自体が攻撃を受けた場合は効果発動しないので、バトルフェイズ終了時発動する等の工夫が必要である。

 《魂縛門》効果発動条件でもあり、あちらの発動条件である「自分フィールドセットされた魔法・罠カード破壊」はこのカード効果発動条件とも一致している。
 予め《魂縛門》《おろかな副葬》などで墓地へ送るのも効果的で、その後にこのカード破壊すれば、《魂縛門》サルベージしながらあちらのカードの発動条件効果の発動条件を同時に満たす事ができる。

  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ5D'sにおいてシェリーが両親の形見として持っていたカード
    治安維持局の本部にあるDUEL TERMINALの形をしたスーパーコンピュータで解析した際に、ただのノーマルカードという結果が出たが、その直後にこのカードからオーラが発生して、Z-ONEの元に転送された。
    また、モーメントエクスプレス社のシャトル「インフィニティ」を制御するカードキーとしても機能した。
    シェリーが消息不明となった際に紆余曲折を経て彼女付きの執事であるミゾグチの手に渡り、物語終盤にミゾグチからクロウに託され、アーククレイドルでクロウがシェリーと再会した際に彼女に渡された。
    デュエルにおいては「クロウvsアキvsシェリー」戦でシェリーが使用。
    アキの《ブラック・ローズ・ドラゴン》効果によってセット状態から破壊されたことで効果発動し、デッキから《魂縛門》除外してその効果コピーした。
  • アニメでは当初テキストが表示されておらず、クロウからシェリーに渡された段階でテキストが判明した。
    効果は以下の通りである。
    通常魔法
    フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時に
    自分の手札・デッキ・墓地からカード1枚を選択して発動する。
    選択したカードをゲームから除外する。
    墓地に存在するこのカードを選択したカードとして
    フィールド上に発動する事ができる。
    この効果でフィールド上に現れたこのカードは破壊されない。
    OCG化に伴い単なるサルベージ効果に変更され、破壊耐性も失われ、永続魔法フィールド魔法以外を対象にできなくなった。
  • 物語の中では、「Z-ONE(ゾーン)」と名乗る男が登場するが、読み方が異なるものの、このカードと同じ表記である。
  • コナミのゲーム作品において―
    TAG FORCE5ではシェリーのイベント中にのみカードとして登場する。
    TAG FORCE6ではパックで入手可能となっており、イベントに登場するカードはオリジナルの《Z−ONE》であるとされている。
  • デュエルリンクスではZ-ONEに専用ボイスが用意されている。

関連カード

収録パック等


Tag: 《Z−ONE》 魔法 通常魔法

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