《おジャマ・エンペラー/Ojama Emperor》 †
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/獣族/攻 0
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「おジャマ」モンスターを含む獣族モンスター3体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドゾーンに「おジャマ・カントリー」が存在する場合、
このカードは攻撃力が3000アップし、効果では破壊されない。
(2):このカードへの攻撃で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(3):リンクモンスター以外の自分の墓地の「おジャマ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果を発動したターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
PREMIUM PACK 2019で登場した光属性・獣族のリンクモンスター。
《おジャマ・カントリー》が存在する場合に自己強化し効果破壊耐性を得る永続効果、自身に対する攻撃で発生する戦闘ダメージを相手に移し替える永続効果、リンクモンスター以外のおジャマを蘇生する起動効果を持つ。
リンク素材はおジャマを含めた獣族3体とやや指定が細かい。
おジャマ自体はサポートカードが豊富な低ステータスなので【おジャマ】においてリンク素材を揃えること自体は難しくない。
(1)の条件となる《おジャマ・カントリー》はおジャマの蘇生効果を持つのでリンク素材を揃えるサポートにもなる。
《魔獣の懐柔》でおジャマ効果モンスターを含む3体をリクルートすれば即座にリンク召喚可能。
《トライワイトゾーン》も、おジャマ通常モンスター含む3体を蘇生すれば1枚でリンク素材が揃う。
【獣族】であれば《簡易融合》と《おジャマ・ナイト》を採用することでリンク召喚でき、さらに(3)の蘇生効果に繋げることもできる。
(3)とはアンチシナジーではあるが、トライブリゲードの共通効果で特殊召喚するのも手であり、縛りを無視して墓地コストのみで出せる。
特に《鉄獣戦線 ケラス》はレベル・種族サポートをおジャマと共有でき、手札で腐ったおジャマをコストに特殊召喚も可能。
(1)は《おジャマ・カントリー》が存在する場合に3000の自己強化と効果破壊耐性を得る効果。
高い打点と耐性により場持ちは良くなるが、肝心の《おジャマ・カントリー》には特に耐性が無いのが弱点。
特にこのカードの攻撃時に相手の《サイクロン》等で《おジャマ・カントリー》を除去されては攻撃力0での自爆特攻になってしまう。
攻撃は無理に行わず、直接攻撃できるタイミングなどを狙うといいか。
(2)は自身への攻撃で発生する戦闘ダメージを代わりに相手に与える効果。
自爆特攻では使用できないため、基本的には《おジャマ・カントリー》が無い場合に相手の攻撃を牽制できる効果となる。
ただし、戦闘破壊自体はされてしまうため、適当な弱小モンスターに狙われて大して戦闘ダメージを与える事ができないという事も起こり得る。
逆にそれを狙って《メタバース》で《おジャマ・カントリー》を発動してコンバットトリックを狙うのも1つの手。
(3)はリンクモンスター以外のおジャマを蘇生する効果。
発動後はエクストラデッキから融合モンスターしか特殊召喚できなくなるので連続リンク召喚に繋げる事はできない。
蘇生したモンスターの効果や表示形式は自由なので活用法自体は豊富であり、《おジャマ・カントリー》があればこのカード共々アタッカーも務められる。
融合素材を揃える役割で使用しても良いだろう。
基本的には《おジャマ・カントリー》ありきの効果であるため、このカードだけでなくフィールド魔法を発動・維持する手段が同時に求められる。
《おジャマ・カントリー》自体は【おジャマ】の主力となるカードなのでデッキ構築を工面する必要はないが、通常構築以上にフィールド魔法への依存度が増す点には注意したい。
このカードを戦術の主力に置き、全力で《おジャマ・カントリー》を守るのも悪くはないが、リンクモンスター故のフットワークを活かし、《おジャマ・カントリー》が存在して効果を活かせそうな場面を選んで適時リンク召喚を狙っていく方が安定するだろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《おジャマ・エンペラー》 リンクモンスター 効果モンスター モンスター リンク3 光属性 獣族 攻0 おジャマ