《かなり魅湧(みわく)受注水産(オーダーメイド)/Made to Order Mermaid Outfit Outfitter》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
その後、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。

 WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した通常魔法
 相手墓地カード除外し、その同名カードサーチできる効果を持つ。

 前半のみでも墓地利用の阻害にはなるものの、それだけならフリーチェーン《D.D.クロウ》除外枚数の多い《魂の解放》があるので、基本的にはサーチまで活かしたい。
 除外したカード同名カードサーチできるため、ミラーマッチであれば墓地利用を阻害しつつ有用カードサーチを行える。
 環境に多いデッキを使用する場合にミラーマッチを強く意識するならサイドデッキに採用してもよいだろう。

 ミラーマッチ以外ではサーチ可能なカード汎用カードに限定される。
 それでも《増殖するG》《灰流うらら》等の採用率の高い手札誘発、およびそれらのメタになる《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》等ならサーチまで行えることも多いだろう。
 ただその場合前半の除外相手の負担になりにくく、サーチに関しても自分が欲しいカード相手墓地に存在するとも限らないため、腐りやすい。

  • 日英共にかなり捻りが効いたカード名
    元の英語名は、「Made to Order(オーダーメイド/受注生産)」・「Mermaid(人魚)」・「Outfit(服装)」・「Outfitter(洋服屋・用品店)」を合わせたもので、「Made」と「Mermaid」、「Outfit」と「Outfitter」で韻を踏んでいる。
    直訳すれば「オーダーメイドのマーメイド服屋」となるが、イラストの人物はいわゆるメイド服であり、両足があるので人魚でもない。
    つまり、英語名はさらに「Maid Outfit(メイド服)」をかけており、そこまで考慮して意訳すると「オーダーメイドのマーメイド要素のあるメイド服屋」となる。
    日本語名は「魅惑」に「湧く」、「受注生産」に「水産」という水を連想させる言葉を掛ける事でイラストの雰囲気に合わせている。
    • 「魅湧」の元になったであろう「魅惑」という語には「魅惑な○○」という用法が存在しないため、文法上は違和感の残るカード名である。
      正しく「魅湧的(魅惑的)な〜」とした場合、かえって全体の韻律を損なうと判断されたか。
  • コナミのゲーム作品において―
    マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGカード名テキストもこちらで先に判明していた。

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:相手が《かなり魅湧な受注水産》を自分墓地の「デュエル開始時にエクストラデッキに存在するモンスター」(例:《賜炎の咎姫》)を対象発動しました。
  自分チェーンして《灰流うらら》発動できますか?
  また、《超雷龍−サンダー・ドラゴン》《ドロール&ロックバード》効果適用中でも発動できますか?
A:いずれの場合でも、《灰流うらら》効果発動できます。(24/01/22)


Tag: 《かなり魅湧な受注水産》 魔法 通常魔法

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