《アウトバースト・ドラゴン/Outburst Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このカード以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてドラゴン族リンクモンスター1体をリンク召喚する。
Vジャンプ(2021年9月号) 付属カードで登場した闇属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
手札から自身を特殊召喚し、その後自分フィールドの他のモンスターを全て破壊する起動効果、相手メインフェイズに自身を素材に含めてドラゴン族のリンク召喚を行う誘発即時効果を持つ。
(1)は自身の特殊召喚と自分モンスターの効果破壊。
普通に使うとディスアドバンテージになるので、フィールドのモンスターを効果破壊する事に意味があるデッキでの使用となる。
表示形式には指定は無いが、攻撃力が低いので基本的に(2)などを活用した各種素材に用いる事になるだろう。
ただし、この効果で出した場合は闇属性しか出せないので展開先は若干限定される。
裏側表示にした後に再度表側表示にすれば制約も解除されるが、そこまで手間をかけるべきかはよく考えたい。
破壊耐性持ちと並べる手もあるが、(2)を使わないなら同レベル・同属性・同種族に《限界竜シュヴァルツシルト》がいる点も厳しい。
(2)は相手メインフェイズにおけるドラゴン族のリンク召喚。
相手ターンに発動する関係上、リンク召喚時の誘発効果など、相手ターンに使用可能な効果を持つものを優先したい。
ただし、(1)で特殊召喚した状態では闇属性・ドラゴン族に限られるので、素材が軽く有用な妨害効果を持つ《天球の聖刻印》は出せない点は注意。
競合先としては同レベル・同属性の《時花の賢者−フルール・ド・サージュ》が存在し、あちらの方が効果の汎用性や攻撃力では優れる。
一応、《時花の賢者−フルール・ド・サージュ》で破壊するのは必ず2枚なので、1体しか破壊したくない場合や、3体以上破壊できる点では勝る。
しかし、相手のカードを破壊できないため、先攻1ターン目で効果を使う場合以外での優位点としては小さいか。
こちらを優先するのならば種族面や(2)を意識したい。
【ヴァレット】ならば種族・属性サポートを共有でき、ヴァレット・ドラゴンを破壊してエンドフェイズにリクルートされたモンスターを返しのターンに(2)で利用できる。
《ライトパルサー・ドラゴン》とはシナジーがあり、(1)であちらを破壊することで闇属性ドラゴン族を蘇生してリンク召喚やエクシーズ召喚を狙える。
《ライトパルサー・ドラゴン》が相手ターンに破壊された時にこのカードを蘇生してリンク召喚を狙ってもいい。
《忍法 超変化の術》で相手ターンに特殊召喚でき、そのままリンク召喚を狙える。
(1)で出していないため、《天球の聖刻印》などもリンク召喚でき、除去可能となる。
《天球の聖刻印》でこのカードを特殊召喚しリンク召喚を行うことで、攻撃力・守備力が0になる点を補うことも可能。
- 「outburst」は英語で「爆発」「噴出」を意味する。
関連カード †
(1)で特殊召喚した状態から(2)でリンク召喚可能な闇属性・ドラゴン族のリンクモンスター †
―リンク5
―リンク4
―リンク3
―リンク2
収録パック等 †
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