《アフター・グロー/Afterglow》

通常魔法
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
このカードを含む「アフター・グロー」を全て除外する。
その後、除外されている自分のカードの中から「アフター・グロー」1枚を選んでデッキに加える。
次の自分ドローフェイズに、通常のドローをしたカードをお互いに確認する。
それが「アフター・グロー」だった場合、相手に4000ダメージを与える。

 COLLECTION PACK 2020で登場した通常魔法
 発動した自身を含む全ての同名カード除外した後デッキに1枚だけ戻し、次のターン通常のドローが《アフター・グロー》であった場合に効果ダメージを与える効果を持つ。

 発動後はデッキの《アフター・グロー》は1枚だけになるため、デッキに他のカードが何枚も残っている状態で、次のターン通常のドロードローすることはまず不可能。
 従って、成功させるにはデッキトップ操作や大幅なデッキ圧縮が必要不可欠となる。

 デッキの《アフター・グロー》をデッキトップに移動させるなら《銀河衛竜》《ヴァリアント・シャーク・ランサー》効果で可能である。
 2枚以上採用する必要があるが、《雷劫龍−サンダー・ドラゴン》除外された《アフター・グロー》をデッキトップ置くという方法もある。
 セット状態の《アフター・グロー》は除外しないため、別の《アフター・グロー》をセットして発動した後に《風帝ライザー》《満天禍コルドー》などでその《アフター・グロー》をデッキトップに戻しても良い。

 アダマシアであれば《天変地異》を使えばデッキトップを固定できる。
 このカード発動後、デッキトップから5枚確認して任意の並びでデッキボトムに戻す効果を繰り返し使用してこのカードデッキボトムに置く。
 その後に《天変地異》を使えばデッキトップが《アフター・グロー》で確定する。
 《天変地異》除去される恐れがある場合、その状態からもう一度アダマシア効果を使い《アフター・グロー》をデッキボトムにし、《天変地異》自分から除去すれば確定となる。

 デッキ圧縮する方法に関しては、【未界域】なら1ターンデッキを引き切るほどの大量ドローによる圧縮が可能。
 その他、《ダイガスタ・エメラル》を利用したループなど方法はいくつか存在する。
 《強欲で貪欲な壺》《シュトロームベルクの金の城》などでデッキ枚数を大きく減らしてから使うことでも確率は上がる。

 成功したとしても、これだけでは勝利はできないため他にライフを削る手段も必要になる。
 最も容易なのは《時械神ミチオン》で先にライフポイントを半分にしてからこのカードを使う方法で、あちらが次のドローフェイズまでの間のにもなる。

 ギャンブルカードではあるものの、失敗した場合のリスクは発動した1枚分のディスアドバンテージのみ(とさらに次以降の通常のドローなどで引いたこのカード腐ることおよび次の通常のドロー公開する必要があること)と軽いのでビートダウンで採用するのも手。
 サーチドローデッキが大きく減り、相手ライフが4000を切った頃合いで使えば勝てる可能性はある。

  • 効果処理でデッキ中の同名カードすべてを除外するが、3枚全てが除外された場合を除いて本当にすべて除外されたかは相手は把握できない。
    ルールやマナーを守ることを心がけ、もし疑われた場合はジャッジに確認を取ってもらうなど円滑な対応を心がけよう。
  • アフターグローの原義は「残光・残照」「夕暮れ」という意味であり、転じて比喩的に「かつての名残」「(過去の楽しい出来事を)思い出す喜び」などを表す。
    アポリアはZ-ONEに希望を思い出してもらいたいという呼びかけをしながらこのカードを使っていたため、おそらく最後の意味を込めて使用されたカードだと思われる。
    一方、イラストには荒廃した世界に曇天の夕空から差し込む一条の残光が描かれており、効果と合わせて「滅びたデッキ差し込む一条の栄光」とも表現できるデザインになっている。
    このことから、「機皇帝に襲撃されて滅亡した世界と、そこにも希望を見出すアポリア」になぞらえて選ばれたカードとも考えられる。
    • ワンポイントレッスンにおいては、龍可が「太陽が沈んだあとに残るわずかな光」と意味を解説している。
      龍可は「自分たちに何かを伝えるために輝いてくれた」、龍亞は「アポリアの希望の光」と《アフター・グロー》について語っている。
  • アニメでのテキストは以下の通り。
    発動後、デッキの「アフター・グロー」を全てゲームから除外する。
    その後、このカードをデッキに加えてシャッフルする。
    次のターンのドローフェイズにこのカードの効果でデッキに加えたこのカードをドローした場合、
    相手のライフポイントに4000ポイントのダメージを与える事ができる。
    初期ライフ4000のアニメルールでは成功すれば一撃必殺が可能であった。
    また、イラストOCGとは異なり、背景に影絵が付いていなかった。
  • コナミのゲーム作品において―
    TAG FORCE 6ではOCGに先行して下記の効果で収録されている。
    発動後、このカードをデッキに加えてシャッフルする。
    次の自分のドローフェイズ時の通常のドローをお互いに確認し、「アフター・グロー」だった場合、
    相手ライフに8000ポイントダメージを与える。
    こちらでは初期ライフの倍増に対応してダメージ数値も倍加している。
    これにより、《鳳凰神の羽根》等でデッキトップを操作すれば1ターンキルができた。
    また、タッグフォースではデッキの特定のカードドローできる「ディスティニードロー」というシステムが存在したため、これと組み合わせても勝利を狙う事ができた。
    • アポリアがこのカードによって効果ダメージを与える際には、「よりよき未来のために…そのライフ、貰いうける!」という専用の台詞が存在している。
  • デュエルリンクスではシェリーのゲットイベントにおける会話シーンで言及されているが、カード名が《アフター・グロウ》と誤記されている。

関連カード

―類似効果

カード名関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:このカード発動《連続魔法》チェーンできますか?
A:いいえ、できません。(20/06/21)

Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果でこのカード墓地へ送られた場合、次のターンにこのカードの効果発動できますか?
A:はい、できます。
  なお墓地の《アフター・グロー》は”カードの発動”ではなく”効果の発動”を行います。
  したがって、すでに《アフター・グロー》のカードの発動を行っているデュエル中であっても、墓地にて《アフター・グロー》の効果の発動をすることができ、また、墓地の《アフター・グロー》の効果発動したデュエル中であっても、《アフター・グロー》のカードの発動を行うことができます。(20/06/21)


Tag: 《アフター・グロー》 魔法 通常魔法

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