《イタチの大暴発/Ferret Flames》 †
通常罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力を合計した数値が自分のLPよりも高い場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力を合計した数値が自分のLP以下になるように、
相手は自身のフィールドの攻撃力が0以外の表側表示モンスターを選んで持ち主のデッキに戻さなければならない。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した通常罠。
相手の表側表示モンスターの攻撃力の合計が自分のLPよりも高い場合に、相手に自身の表側表示モンスターのデッキバウンスを強制する効果を持つ。
積極的にライフを払うようなデッキでは、相手のモンスターをほぼ全てデッキに戻せる。
例としては【サイキック族】のようにデッキ全体でライフコストが必要なデッキの他、《ヒーローアライブ》・《サイバネティック・フュージョン・サポート》などをキーカードにするデッキでも使いやすい。
ライフが少ないほど力を発揮する《E・HERO エアー・ネオス》等との相性も良い。
【ダイノルフィア】はライフ半分払うコストが多いため2000以下程度にはすぐになり、ダイノルフィア罠カードの墓地効果により少ないライフでも戦えるため相性が良い。
また、このカードは相手プレイヤーに除去を強要する効果であるため、《毒蛇神ヴェノミナーガ》のような効果を受けない耐性を持つモンスターも除去する事ができる。
→プレイヤーは◯◯しなければならない効果参照
一方、デッキに戻すモンスターは相手が選ぶため、任意のカードのバウンスには利用できない。
攻撃力を変動させる《収縮》などを使われ、除去したいモンスターを残されるといった事態も発生しうる。
- 窮地に陥った者がやぶれかぶれな手段に訴える事を指すことわざ「イタチの最後っ屁」がモチーフだろう。
イタチはスカンクの仲間なので敵に襲われると悪臭を発するが、実際には屁ではなく、尻の近くの肛門腺と呼ばれる器官から臭い液体を飛ばしている。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手が発動したこのカードの効果の処理を行う際、自分のモンスターゾーンに魔法・罠カードの効果を受けないモンスターが存在する場合、効果の処理はどのように行いますか?
A:このカードの効果はモンスターが受ける効果の扱いではありません。
したがって、そのようなモンスターでも、条件通りにデッキに戻さなければなりません。(15/04/24)
Q:《イタチの大暴発》の効果でモンスターをデッキに戻す際、2枚で十分な場合に3枚目を選ぶなど、余分にデッキに戻す事はできますか?
A:《イタチの大暴発》の効果処理時に、プレイヤーは必要以上のモンスターを自由にデッキに戻す事はできません。(16/01/04)
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