《エヴォルテクター エヴェック/Evocator Eveque》 †
デュアル・効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守1000
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「エヴォルテクター エヴェック」以外の自分の墓地の、
戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ストラクチャーデッキR−ウォリアーズ・ストライク−で登場した炎属性・戦士族の下級デュアルモンスター。
デュアルモンスター共通の分類されない効果、再度召喚する事で召喚・特殊召喚に成功した場合に同名カード以外の炎属性・戦士族かデュアルモンスターを蘇生する誘発効果を得る。
召喚・特殊召喚に成功した場合という条件なので、召喚権を使って再度召喚する、《超合魔獣ラプテノス》がいる状態で召喚・特殊召喚する、《ブラック・ブルドラゴ》・《炎妖蝶ウィルプス》・《デュアル・アブレーション》などで再度召喚した状態で特殊召喚することで発動できる。
《スーペルヴィス》などで再度召喚扱いにした場合効果を使うタイミングがないことに注意。
再度召喚時に蘇生を行うため素材の確保として役に立ち、戦士族なので《聖騎士の追想 イゾルデ》や《H−C エクスカリバー》の素材にできる。
とはいえ、炎属性・戦士族で統一された【BK】辺りはデュアルモンスターを再度召喚するほどの余裕は無いので、対応するモンスターを投入した【デュアル】が主な活躍の場となるか。
デュアルモンスター以外では、《紅蓮魔闘士》は通常モンスターを蘇生できるので、合わせて3体のモンスターを並べることができ、相性がいい。
- カード名の「エヴェック/eveque」はフランス語で「司教」を意味する。
司教とはカトリック教会における高位の聖職であり、司祭の上に位置する教区の指導者である。
- 左手に持つ武器はフレイルという打撃武器。
フレイルは持ち手となる棒の先に棘付きの球を繋げたもの以外にも、日本では多節棍やヌンチャクとも呼ばれるような棒と棒を繋げたものも含めた呼び方である
ゲーム・漫画等では棘付きの球のフレイルはモーニングスターと呼ばれることが多く、「戒律により剣を持てない僧侶が使用する武器」という位置づけにされることもあり、「司教」の名を持つこのカードらしい武器といえる。
しかし、実際に棘付きの球のフレイルが武器として使用されたという記録が殆どなく実在性が疑われている。
なお、モーニングスターという名称は実在の武器だが、イラストのような「棒と棘付きの球が鎖で繋がれたフレイル」ではなく、「棘付きの球が直接繋がった棍棒」という全く別の武器である。
実在のモーニングスターは《千年原人》のイラスト、原作での《ジャッジ・マン》などにも確認できる。
関連カード †
―戦士族・炎属性モンスターについてはイグナイトを参照。
収録パック等 †
FAQ †
Q:バトルフェイズに《永の王 オルムガンド》の(3)を発動し、相手がそれにチェーンして《ライバル・アライバル》を発動してこのカードを再度召喚しました。
その後、チェーン1の処理でこのカードがエクシーズ素材に加わった場合、このカードの効果は発動しますか?
A:いいえ、発動できません。(20/12/10)
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