遊戯王カードWiki - 《オオアリクイクイアリ》

《オオアリクイクイアリ/Anteatereatingant》 †

効果モンスター
星５/地属性/昆虫族/攻2000/守 500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の魔法・罠カード２枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃をするかわりに相手フィールド上の魔法・罠カード１枚を破壊する事ができる。

　そのため《アビスコーン》や《ナチュルの神星樹》等と併用し、損失分を補う事も考えたい。
　後者は墓地へ送った後にナチュルチューナーをサーチすることでシンクロ召喚に繋げられ、自身もリクルート効果のコストにできる。
　【フィフティ・フィフティ】等のロックデッキでは自らロックを解いての奇襲もできるため重宝するだろう。
　自身は《共振虫》からサーチできるため、いかに効率良くコストを揃えるかが重要となる。
　《メタルフォーゼ・コンビネーション》、《錬装融合》を墓地へ送ることでディスアドバンテージを抑えられるため、【メタルフォーゼ】で採用するのも手ではある。

　効果は自身の攻撃を放棄する代わりに相手の魔法・罠カードを破壊できる単体除去。
　この効果自体はノーコストであり、表示形式を問わずに破壊できる。
　《奈落の落とし穴》等の召喚反応型やフリーチェーンの除去には弱いが、「使わせた」と考えれば仕事はしたと言える。

カード名が複雑である。
オオアリクイを食うアリ、もしくはアリクイを食うオオアリという意味だろう。
ちなみに英語名の「Anteatereatingant」は「Anteater-eating-ant」なので、「アリクイを食うアリ」である。
アリ→オオアリクイ→オオアリクイクイアリと、食物連鎖が成り立っている。

コナミのゲーム作品において―
ゲーム作品ではテキストが以下のようにエラッタされている。

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの魔法・罠カード２枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1)：１ターンに１度、相手フィールドの魔法・罠カード１枚を対象として発動できる
（この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない）。
その相手のカードを破壊する。

Ｑ：セット状態の魔法・罠カードを墓地へ送って特殊召喚することはできますか？
Ａ：はい、できます。

Ｑ：《魔力の枷》をコストにする場合、500ライフポイントは払わずに済みますか？
　　それとも払ってから特殊召喚しますか？
Ａ：ライフポイントを払ってから特殊召喚します。(10/08/07)

Ｑ：フィールドに、複数体のモンスターと発動済みの《ポールポジション》が存在しています。
　　《オオアリクイクイアリ》を特殊召喚する際に《ポールポジション》を墓地へ送りました。
　　この場合、どのように処理しますか？
Ａ：「《ポールポジション》を墓地へ送る→その時にフィールドで一番攻撃力の高いモンスターを道連れにする→《オオアリクイクイアリ》特殊召喚」という処理になります。
　　「装備モンスターが破壊されると同時に装備魔法が破壊される」に近い処理となります。

Ｑ：相手が《威嚇する咆哮》を発動した場合、このカードの効果で魔法・罠カードを破壊することはできますか？
Ａ：はい、破壊できます。
　　「この効果を発動したターンは攻撃できない」と読み替えても問題ありません。

Ｑ：このカードに《閃光の双剣－トライス》を装備させた場合、相手フィールドの魔法・罠カードを２枚破壊することができますか？
Ａ：いいえ、できません。

Ｑ：破壊効果が不発になった場合、このカードはそのターンに攻撃できますか？
Ａ：いいえ、できません。

Ｑ：Ａカウンターが乗っているときに破壊効果を発動したところ、相手が《リビングデッドの呼び声》をチェーンし《エーリアン・マーズ》を蘇生しました。
　　効果は無効になりますが、このカードはそのターンに攻撃できますか？
Ａ：発動が無効になっていないため、攻撃できません。

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