《オルターガイスト・メモリーガント/Altergeist Memorygant》

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/魔法使い族/攻2800
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
「オルターガイスト」モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):お互いのバトルフェイズに、自分フィールドの他のモンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
破壊した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(3):このカードが破壊される場合、代わりに自分の墓地のモンスター1体を除外できる。

 PREMIUM PACK 2020で登場した闇属性魔法使い族リンクモンスター
 モンスターリリースして自己強化する誘発即時効果戦闘破壊した時に単体除去を行い、連続攻撃できる誘発効果破壊される場合に墓地モンスター身代わりにできる永続効果を持つ。

 リンク素材は「オルターガイスト」に指定されており、リンク4はやや重い
 狙う場合は《オルターガイスト・プークエリ》の投入はほぼ必須だろう。
 フィールド《オルターガイスト・メリュシーク》手札《オルターガイスト・プークエリ》リンク召喚し、《オルターガイスト・メリュシーク》《オルターガイスト・マルウィスプ》サーチすれば、オルターガイストリンク2とオルターガイスト2体が並びこのカードリンク召喚できる。
 無理に1ターンで出さず、《オルターガイスト・マテリアリゼーション》《オルターガイスト・マリオネッター》などによる蘇生リンク2や3のオルターガイストを経由し、中盤以降に隙を見てリンク召喚を狙ってもよいだろう。
 【オルターガイスト】罠カードの比率が高いデッキであるため、相手除去を見越して《やぶ蛇》による特殊召喚を狙うのも一策。

 (1)は他のモンスターコストにした自己強化
 リンク4に加えてさらに他のモンスターを用意しなければならないので消費は多い。
 (2)の効果《オルターガイスト・ドラッグウィリオン》とのコンボが目的となる。
 強化自体は永続であり、棒立ちになったモンスターを処理して戦闘ダメージを防ぐ目的としても使える。
 《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》を併用すれば相手モンスターリリースして強化が可能だが、(2)の戦闘破壊効果破壊先が残らない可能性もある。

 (2)は自身が戦闘破壊した時に単体除去を行い、連続攻撃の権利を得る効果
 戦闘破壊効果破壊両方成功する必要があり、相手モンスターが2体以上存在しないと連続攻撃まで成立しない。
 戦闘破壊に関してはこのカード自体が(1)の効果と合わせて高い攻撃力を得やすいので発動は容易。
 (1)の強化値によってはフィニッシャーにもなりえる。

 (3)は墓地モンスターを自身の身代わりにする効果
 1ターンに1度だけだが、耐性を得られるのはありがたい。
 バウンス等には無力だが、他のオルターガイストが持つカウンター効果と合わせるとより強固となれる。

 総じて今までの【オルターガイスト】にない攻撃的なスタイルであり、フィニッシャーとしての活躍を期待できる性能となっている。
 ただし、【オルターガイスト】は高速展開よりも妨害を中心に長期戦を狙うデッキであり、リンク4はやや重いカードでもある。
 リンク2や3のオルターガイストを経由すれば消費は抑えられるが、それでもロックを崩すリスクは否めない。
 このカードをリンク召喚するならば、相手の隙を見極め攻めきれるタイミングをきちんと見計らう必要があるだろう。

  • 後述のアニメにおける召喚口上を考えるならば、このモンスターの名前の由来は「メモリー」+「モリガン」かと思われる。
    コンピュータ用語でいう「メモリー」とは、情報を読み書きできる記憶装置にあたる部品のこと。
    「モリガン」については《占術姫ウィジャモリガン》を参照。

関連カード

収録パック等


Tag: 《オルターガイスト・メモリーガント》 モンスター リンクモンスター 効果モンスター リンク4 闇属性 魔法使い族 攻2800 オルターガイスト

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