《カースド・フィグ/Cursed Fig》 †
効果モンスター
星1/水属性/植物族/攻 200/守 200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードが墓地に存在する限り、選択したカードを発動する事はできない。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した水属性・植物族の下級モンスター。
戦闘破壊され墓地へ送られた時、セットされた魔法・罠カード2枚の発動を封じる誘発効果を持つ。
言うなれば墓地に存在するだけで効果を維持できる《心鎮壷》である。
戦闘を介する必要があるが、一度モンスター効果の発動に成功すれば、墓地に存在しているだけで選択したカードを封じ続けることができる。
相手フィールド上に魔法・罠カードを留めておけるので、相手の《黄泉ガエル》や《冥府の使者ゴーズ》の特殊召喚も阻害できる。
欠点は、自身のステータスの低さと発動条件から、能動的に発動するには大ダメージを覚悟して自爆特攻しなければならないこと。
また、必ず2枚選択するので、相手フィールド上に魔法・罠カードがない場合、自分のカードが対象になってしまう。
このカードをフィールドに出す時は、相手のフィールドの状況を確認した上で出すのが望ましい。
また墓地に存在し続けなければならないので、《D.D.クロウ》や《転生の予言》などで墓地から離されると効果は適用されなくなる。
セットを強要する《魔封じの芳香》とは好相性であり、このカードと併用したロックデッキも構築できる。
相手は不用意にこのカードを戦闘破壊すると、フィールドを圧迫された上にセットした魔法カードも使えなくなる。
能動的に使いたい場合は、一部の植物族とのシナジーもある《強制転移》を使うのが良いだろう。
- 「フィグ(Fig)」とは、英語で「イチジク(無花果)」を意味する。
イチジクとは西アジア原産のクワ科の落葉小高木、またその果実のことである。
- 新約聖書の「マルコ伝」「マタイ伝」に、「イエス・キリストがイチジクの木から実を取って食べようとした所、収穫期でなかったイチジクは全く実っていなかったので、イエスは怒ってイチジクの木に呪いをかけた」という話がある。
この呪われたイチジクはマタイ伝によれば瞬時に、マルコ伝によれば一晩で枯れてしまったという。
このイチジクは聖書の英語版ではずばり「Cursed Fig」と呼ばれており、このカードの元ネタと思われる。
関連カード †
―墓地に存在する事で効果が適用できるモンスター
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:誘発効果です。(08/07/23)
Q:対象を取る効果ですか?
A:はい、対象を取る効果です。(08/07/23)
Q:このカードが墓地に存在しているときに《エンド・オブ・アヌビス》を召喚しました。
墓地に存在するこのカードの効果は無効になりますか?
(類似した効果を持つ《E・HERO ネクロダークマン》の効果は無効にならない裁定に関連した質問)
A:その場合は無効になりませんが、逆の場合(《エンド・オブ・アヌビス》が先にフィールドに出ている場合)は無効化されます。(08/07/23)
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