遊戯王カードWiki - 《シンクロ・ストライク》

《シンクロ・ストライク/Synchro Strike》 †

通常罠
シンクロ召喚したモンスター１体の攻撃力はエンドフェイズ時まで、
シンクロ素材にしたモンスターの数×５００ポイントアップする。

　シンクロ素材にしたモンスターにつき500の倍率で攻撃力を強化するのだが、通常は２～３体でシンクロ召喚する事が殆どであり、強化量は1000～1500となる。
　１ターンのみの単体強化には《一騎加勢》等があり、それらは強化対象に指定がない。
　またコンバットトリックとしても、高攻撃力のチューナーを採用するならば、強化対象に指定がなく速攻魔法であり永続的に攻撃力が上がる《イージーチューニング》もある。

　よって、こちらは低攻撃力のチューナーを展開し、複数のシンクロ素材でシンクロ召喚するデッキで扱う事となる。
　レベルの合計を調整しつつシンクロ素材を増やせる《チューニング・サポーター》等とは相性がよい。
　同じくシンクロ素材の数を参照する《ジャンク・デストロイヤー》であれば、手段を共有しつつ除去と高攻撃力を併用できる。
　シンクロ素材が多いほど連続攻撃回数が増える《シューティング・クェーサー・ドラゴン》も最低で1500ポイントの強化が可能であり、相性は悪くない。
　《花札衛－五光－》も必ず５体必要なので自身の攻撃力と合わせ7500にまで達する。

　《タツノオトシオヤ》との相性が極めて良く、タツノコトークン３体を特殊召喚して自身と共にシンクロ素材にすれば確実に2000の強化が可能。
　最上級モンスターだが《破面竜》からリクルートもできるため、併用しやすい。

シンクロ召喚以外で特殊召喚したシンクロモンスターには対応しないが、このカードの発動はシンクロ召喚成功時を指定はしていない。
シンクロ召喚されたシンクロモンスターであれば、それ以降はいつでも発動することができる。

攻撃力の最大上昇理論値はシンクロ素材が12体の場合の6000。
現在では以下のシンクロ召喚を前提にあり得るが、実際にそのような状況はまず無いだろう。
- フィールドにチューナーと非チューナー含めて12体が存在し、その全てのレベルを１である場合に《シンクロ・マテリアル》を６回使用し、レベル12のシンクロ召喚を行う。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vs牛尾」（３戦目）にて遊星が使用。
《ターボ・ウォリアー》を対象とし、４体のシンクロ素材を使っていた事で攻撃力を2000上げた。
「遊星vsアンドレ」（１戦目）では１年半振りに登場し、３体のシンクロ素材を使っていた《スターダスト・ドラゴン》の攻撃力を1500上げた。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINAL －ワームの侵攻！！－では遊星が使用していたが、稼働は収録パックであるCROSSROADS OF CHAOSよりも早かった。
稼働前のＶジャンプにはこのカードが入った遊星のデッキレシピも公開されているので、かなり早いタイミングでDUEL TERMINALに導入されたことになる。
同じような立場のカードに《無視加護》・《無の煉獄》・《インフェルニティ・インフェルノ》が存在する。