遊戯王カードWiki - 《ダーク・アドバンス》

《ダーク・アドバンス/Dark Advance》 †

通常罠
「ダーク・アドバンス」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、
自分の墓地の攻撃力２４００以上で守備力１０００のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、手札から攻撃力２４００以上で守備力１０００の
モンスター１体を表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。

　PREMIUM PACK 18で登場した通常罠。
　自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに特定ステータスのモンスターをサルベージし、その後同じステータスのモンスターをアドバンス召喚できる効果を持つ。

　サルベージしたモンスターをそのままアドバンス召喚して、擬似的な蘇生カードとして利用するのが基本となる。
　ステータスさえ合っていればサルベージしたモンスター以外でも良いので、《イリュージョン・スナッチ》をそのまま自身の効果での特殊召喚に繋げるといった事も可能。

　相手ターンにアドバンス召喚を行える点は《連撃の帝王》と似ているが、こちらは指定されたステータスのモンスターしかアドバンス召喚できない上に、サルベージの方が主となるため、動きが異なる。

　ステータスの指定範囲から【帝王】で帝に対して使うのが主となり、それらが持っている除去効果を利用して相手を妨害できる。
　帝のサポートカードとしては悪くないのだが、このカードは帝王魔法・罠カードではないため、サーチ・サルベージが難しい。
　安定した戦術としては組み込みにくいため、あまり依存せずいざという時の保険程度に考えておいた方がいいだろう。

サルベージ可能なモンスターは《冥帝エレボス》を参照。

原作・アニメにおいて―
漫画ARC-Vの「ユートvs沢渡」戦において沢渡が使用。
《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》に戦闘破壊された《魔帝アングマール》をアドバンス召喚扱いで蘇生し、《冥帝エレボス》のアドバンス召喚に繋いだ。
- 漫画版ではそのターンに戦闘破壊された帝モンスター１体をアドバンス召喚した扱いで蘇生する効果だった。
- OCG版ではルール上そのままの再現が難しいためか、サルベージからのアドバンス召喚で疑似的に再現する形となっている。
  また、発動タイミングの制限が緩和され、OCGでの帝サポートのやり方に沿って対応範囲が広がった点では出典より強化されている。