遊戯王カードWiki - 《ダーク・バグ》

《ダーク・バグ/Dark Bug》 †

効果モンスター
星１/闇属性/昆虫族/攻 100/守 100
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル３のチューナー１体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

　１枚でレベル４のシンクロ召喚へ繋げられるものの、類似モンスターと比べても蘇生範囲の狭さが引っ掛かる。
　効果だけで言えば、同条件でチューナー以外のレベル３モンスターも蘇生可能な《クレーンクレーン》やレベル４以下のモンスター全般を蘇生可能な《切れぎみ隊長》の下位互換である。
　特に後者はレベルも同じなので、属性か種族の面で何らかの差別化を行う必要がある。

　各種素材としては、闇属性チューナーを蘇生して《漆黒のズムウォルト》をシンクロ召喚できる点、昆虫族のチューナーを蘇生して《甲虫装機ピコファレーナ》等をリンク召喚できる点が差別化要素として挙げられる。
　チューナー不足の【昆虫族】でチューナーの水増しとする事はできるが、その場合でも《Ｂ・Ｆ－早撃ちのアルバレスト》の方が汎用性に優れる。
　自身をシンクロ素材に含めれば擬似的に、昆虫族には存在しないレベル４のチューナーのような動きは可能であり、出したいシンクロモンスターによっては採用できなくはないだろう。

召喚に成功した時に特定条件のモンスターを蘇生させるカードの内、非チューナーのカード１枚からシンクロ召喚できたのは、実質的にこのカードが初めてである。
このカードよりも先に《金華猫》が登場していたが、当時レベル２シンクロモンスターが存在しなかった。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vsジャック」（３戦目）においてジャックが使用。
効果により《ソード・マスター》を蘇生し、《ツイン・ブレイカー》を加えた３体で《レッド・デーモンズ・ドラゴン》のシンクロ素材となった。
「ジャックvs偽ジャック」（２戦目）では通常罠《レイ・オブ・ホープ》によって手札から特殊召喚される。
その後、《救世竜セイヴァー・ドラゴン》・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と共に《セイヴァー・デモン・ドラゴン》のシンクロ素材となった。

コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、使用者であったジャックのLV30到達報酬となっている。
悪いカードではないが、後に《切れぎみ隊長》も登場してしまったため、上記の通り差別化が必要となる。

Ｑ：この効果で特殊召喚した後、そのモンスターを対象に取り続けますか？
Ａ：いいえ、対象を取り続けません。(09/11/26)

Ｑ：この効果で特殊召喚した後、そのモンスターが墓地へ送られた後発動する効果は有効ですか？
Ａ：有効です。(10/03/28)

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