《デスグレムリン/Des Feral Imp》

リバース・効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1600/守1800
(1):このカードがリバースした場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動する。
そのカードをデッキに戻す。

 ガーディアンの力で登場した闇属性爬虫類族下級リバースモンスター
 リバースした場合に自分墓地カードデッキに戻す誘発効果を持つ。

 リバースモンスターの中でもステータスが高めであり、戦闘もこなせる。
 特に守備力が1800とやや高めであり、相手下級モンスター攻撃リバースした場合に生き残ることもあり得る。
 もっとも、大型モンスターが簡単に出せる現環境では、としてはあまり期待できないだろう。
 しかしながら、レベル4であるため、いざという時にランク4のエクシーズモンスターエクシーズ素材にもできるのは利点である。

 モンスター効果は、「デッキに特定のキーカードがないと困るコンボデッキ」専用と言える。
 墓地からデッキへの回収ができるカード《貪欲な壺》《貪欲な瓶》もあるため、墓地カードが少なくても発動できる点や爬虫類族サポートカードの存在なども考慮した上で使い分けたい。
 一応このカード自身も《貪欲な壺》《貪欲な瓶》で回収でき、このカード《貪欲な壺》《貪欲な瓶》デッキに戻せる。

 【ヴェノム】においては《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》融合素材になる爬虫類族《毒蛇神ヴェノミナーガ》だけを墓地から回収しつつ、このカード墓地へ送られることで攻撃力強化できるため、何枚か入れておくといい動きをする。
 《転生の予言》だけでは足りない場合に検討できるか。

 ちなみに【カオスループ】にこのモンスターを絡めるとデッキ内容が変化し続けるループコンボが発生する。
 このループコンボに関しては公式では調整中となっているのか、公式DBでは「このカードに関連するQ&A」のコーナーでも出てこない。
 もっとも相手側が何かしらのメタカードで妨害しない限り、単なる遅延行為にしかならないので注意。

  • 下記のゲーム作品でのフレイバー・テキストも踏まえると、モチーフは1984年にアメリカで公開された映画『グレムリン』だろう。
    同映画に登場する「モグワイ」という生物は毛に被われた体を持ち温厚で友好的な性格をしているのだが、あるルールを破ると爬虫類のような外見で悪意を持って人に害をなす「グレムリン」に変異してしまう。
    このモグワイを遊戯王OCGでの《グレムリン》に、映画での「グレムリン」をこの《デスグレムリン》に当てはめると、毛に被われた生物が凶暴化して爬虫類の外見になるという構図がちょうど一致する。
  • 漫画5D'sでは、ジャックの回想シーンに登場。
    ライディングデュエルによる仮想立体触感(バーチャル・ソリッド・フィール)の実験のため、複数体でジャックに襲い掛かった。
  • コナミのゲーム作品において─
    DMシリーズには悪魔魔族の爬虫類族として通常モンスターで登場し、テキストが存在する。
    「凶暴化したグレムリン。鋭き伸びたツメで敵を切り裂く」と書かれている。

関連カード

収録パック等


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