《トイ・ボックス》 †
永続魔法
(1)：１ターンに１度、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●元々のカード名に「トイ」を含む、
自身を魔法カード扱いで手札から魔法＆罠ゾーンにセットできる効果を持つモンスターを
自分の手札・デッキ・モンスターゾーン（表側表示）・墓地から２体まで選び、
魔法カード扱いで自分の魔法＆罠ゾーンにセットする。
●自分の魔法＆罠ゾーンのカードを２枚まで破壊する。
(2)：１ターンに１度、相手モンスターの攻撃宣言時、
自分フィールドの裏側表示カード１枚を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
PREMIUM PACK 2024で登場した永続魔法。
「トイモンスターを手札・デッキ・モンスターゾーン・墓地から２体まで選び、魔法カード扱いでセットする効果」・「自分の魔法＆罠ゾーンのカードを２枚まで破壊する効果」のどちらかを発動する効果、相手モンスターの攻撃宣言時自分セットカード１枚を墓地へ送り、そのモンスターを破壊する効果を持つ。
(1)は以下の２つから選択する効果。
１つ目はトイモンスターを２体までセットする効果。
トイモンスターは魔法カード扱いでセットされている状態で破壊されると自己再生できる共通効果を備えており、その布石とできる。
同名カードを選択する事も可能だが、《トイ・ソルジャー》と《トイ・タンク》は自己再生に同名カード制限があるので、基本的には避けた方が無難。
除外状態以外の幅広い個所から選ぶことができるため、両者の採用枚数が少なくとも機能させやすい。
《トイ・マジシャン》は１ターンに１度の制限を持たないものの、相手の効果で破壊される必要があるあちらをこの効果でセットしても相手に存在を知られた時点で素直に破壊してくれないだろう。
ボード・アドバンテージを２枚稼げるため、《マジシャンズ・ソウルズ》等のコストや《破械神シュヤーマ》等の破壊対象を作り出す手段としても使える。
《マジシャンズ・ソウルズ》の場合、２枚の消費から２枚のドロー、さらに《トイ・タンク》と《トイ・ソルジャー》の展開ができ、大きなアドバンテージとなる。
２つ目は自分の魔法＆罠ゾーンから２枚まで破壊する効果。
トイモンスター以外にも破壊をトリガーとする効果を持つカードとコンボできる。
自身も破壊できるため、とりあえず墓地に永続魔法が欲しいというケースで利用することも可能。
アドバンテージの観点ではあまり好ましくないが、魔法＆罠ゾーンが埋まってしまった場合に空きを作るために破壊する選択肢も取れなくはない。
(2)は攻撃モンスターを破壊する効果。
墓地へ送るためのカードは(1)の１つ目の効果やトイモンスターの共通効果で用意しやすい。
ただ、この効果が見えている時点で相手が素直に攻撃してくれるかは怪しいところであり、実戦では牽制に近い役割となるか。
１ターンに１度なので多少に被害を覚悟した上で攻撃されるおそれもある。
なお、どちらの効果も同名カードのターン制限はないため、複数枚を発動（あるいはバウンスして再発動）すれば(1)を同一ターンに使用可能。
１つ目の効果でセットした２体を２つ目の効果で破壊して即展開できるので、実質２体をリクルート・蘇生するカードとして扱える。
白き森とは相性が良く、あちらの魔法・罠コストをこのカードで賄いつつ、《トイ・ソルジャー》や《トイ・タンク》の自己再生に即繋げることができる。
《トイ・ソルジャー》はレベル４の白き森をサーチでき、《トイ・タンク》はレベル６白き森シンクロモンスターの蘇生が可能なので、その点でもシナジーしている。
関連カード †
―サポートカード
収録パック等 †
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