遊戯王カードWiki - 《ドラグニティ・ドラフト》

《ドラグニティ・ドラフト/Dragunity Draft》 †

永続魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：このカードの発動時に、自分の墓地のレベル４以下の「ドラグニティ」モンスター１体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを手札に加える。
(2)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在し、
元々のレベルが５以上の自分の「ドラグニティ」モンスターが攻撃する場合、
そのモンスターはダメージステップ終了時まで相手の効果を受けない。

　ストラクチャーデッキR－ドラグニティ・ドライブ－で登場した永続魔法。
　カードの発動時に墓地の下級ドラグニティ１体をサルベージできる効果、レベル５以上のドラグニティが攻撃を行うダメージステップ終了時までの間相手の効果を受けない耐性を付与する効果を持つ。

　(1)はサルベージ効果であり、下級モンスターのドラグニティを回収することができる。
　対象は展開の要となる《ドラグニティ－ドゥクス》や特殊召喚効果を持つ《ドラグニティ－レガトゥス》が主となるか。

　(2)は上級モンスター・最上級モンスターのドラグニティに耐性を付与する効果。
　あって困る効果ではないが、大型モンスターはメインフェイズに除去を打たれることが多く、特に相手メインフェイズに何の意味もないのは不安要素となる。
　《ドラグニティアームズ－グラム》の装備効果や、《ドラグニティナイト－ヴァジュランダ》の自己強化した攻撃力を安全に通すために使うことになる。

(1)の効果は任意効果であるため、墓地に該当モンスターがいなくとも発動できる。

どちらもレベルで指定があるため、レベルを持たないリンクモンスターはどちらの効果にも恩恵がない。

「ドラフト（draft）」には複数の意味があるが、この場合はイラストの様子からすると「徴兵」や「分遣隊」といったところだろう。
イラストでは、雪の舞う渓谷で安置された槍を前に《ドラグニティ－ドゥクス》が思案している様子が描かれている。
この槍は、《ドラグニティナイト－ロムルス》が持っているものである。
- ザ・ヴァリュアブル・ブックEXで、イラストのシーンに関するより詳しい状況が語られている。
  それによると、イラストは、本来なら一年中温暖な気候であるはずの渓谷が突如寒波に襲われた場面で、この時指揮官である《ドラグニティ－ドゥクス》は氷結界の三龍（ひいてはその暴走）の影響であると判断、代々伝えられてきた秘儀をもって８体の竜（《ドラグニティの神槍》を参照）を束ねた巨竜アスカロン及び、それと双璧をなす巨竜アラドヴァルを降臨させ、三龍との戦いに赴いたとのこと。