遊戯王カードWiki - 《ドラゴンメイド・ラドリー》

《ドラゴンメイド・ラドリー/Laundry Dragonmaid》 †

効果モンスター
星２/水属性/ドラゴン族/攻 500/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを３枚墓地へ送る。
(2)：自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、
自分の手札・墓地からレベル７の「ドラゴンメイド」モンスター１体を選んで特殊召喚する。

　デッキビルドパックミスティック・ファイターズで登場した水属性・ドラゴン族の下級モンスター。
　召喚・特殊召喚に成功した場合にデッキトップのカードを墓地へ送る誘発効果、バトルフェイズ開始時に自身をバウンスしてドラゴンメイドを特殊召喚する誘発効果を持つ。

　ドラゴンメイドは下級モンスターの(2)と最上級モンスターの(3)により、お互いを特殊召喚し合える関係にある。
　このカードの場合は《ドラゴンメイド・エルデ》と《ドラゴンメイド・フルス》が対応する。
　これらドラゴンメイドの基本的なコンボや注意点についてはこちらを参照。

　(1)の固有効果はデッキトップ３枚を墓地へ送る効果。
　上述した《ドラゴンメイド・エルデ》・《ドラゴンメイド・フルス》が墓地へ送られれば理想的。
　《ドラゴンメイドのお召し替え》・《ドラゴンメイドのお出迎え》も墓地での効果を持つ。
　同じ墓地肥やしの効果を持つレベル３ドラゴンメイド２種に比べ、ピンポイントで送れないので失敗するリスクが大きいが、枚数で勝るため運が良ければリターンも大きい。

　単体でも機能する汎用性のある効果なので、この効果目当てに墓地アドバンテージを重視するタイプの【ドラゴン族】などに単独で採用することも考えられる。
　《サルベージ》などにも対応するので、墓地を肥やしたい【水属性】に投入するのもよい。
　ランク２のエクシーズ素材にできるため、【バージェストマ】ならバージェストマ罠カードを墓地へ送りつつ、《バージェストマ・オパビニア》を出すことも狙える。
　低レベルかつドラゴン族なので、特殊召喚の手段は豊富であり、使い回せば効率的に墓地を肥やすことができる。

　なお、単なる墓地肥やし要員として見るなら《カードガンナー》や《ライトロード・アサシンライデン》など、より汎用性の高いモンスターが存在する。
　上述の通り、これらとは種族や属性、レベルの違いを活かすことを意識して運用したい。
　通常召喚後に《転生炎獣アルミラージ》のリンク素材にできる。

カード名の由来は「ランドリーメイド（Laundry maid）」だと思われる。
ハウスキーパーの管理下にあり、洗濯を専門職とするメイド。
使用人の洗濯を担当するものと、主人およびその家族の洗濯を担当するものとに分かれている。

このカードや《ドラゴンメイドのお心づくし》のイラストを見る限り、たびたび洗濯物を落としているようである。
墓地へ送る効果はこれを再現しているのだろうか。
また、水属性なのは洗濯という水仕事を専門としていることが由来であると思われる。

《ドラゴンメイド・リラクゼーション》では、他のドラゴンメイドがリラックスしているのに対し、魂が抜けたようにベッドでグッタリとしている。
洗濯物を落としていることやちゃんと見送りができていないことを踏まえると、彼女は半人前のメイドなのだろうか？

イラストでは着物風のメイド服であるのが確認できる。

コナミのゲーム作品において―
「マスターデュエル」では、デュエルフィールドの端に配置される「メイト」の１体としてドラゴンメイドのストラクチャーデッキと同日にこのモンスターが実装されている。
デュエル開始時には相手プレイヤーに向かってお辞儀をし、勝利すると一回転してドヤ顔を見せる。
またタッチすると、箒を使って掃除したり、こちらに向けて手を振る姿を見ることが出来る。
自身の効果を再現してか、自分バトルフェイズの間のみ《ドラゴンメイド・フルス》に変身する。