遊戯王カードWiki - 《ノーブル・ド・ノワール》

《ノーブル・ド・ノワール/Patrician of Darkness》 †

効果モンスター
星５/闇属性/アンデット族/攻2000/守1400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手モンスターの攻撃対象はこのカードのコントローラーが選択する。

　攻撃対象を決められるため、相手にとって厄介なモンスターを並べればプレッシャーをかけられる。
　単純に《魂を削る死霊》などの戦闘破壊耐性を持つモンスターから、メタルデビル・トークンや《死霊ゾーマ》に移し変えてダメージを狙うといった事まで、様々なコンボに使用できる。
　また、単純に攻撃力2000以下のモンスターから他のモンスターを守れる効果でもある。

　ただし、ステータスは上級モンスターとしては低く、《フォトン・スラッシャー》等にも簡単に戦闘破壊されてしまう数値である。
　高攻撃力を持つモンスターがいれば効果により守れるものの、除去を狙ってくる事は確実。
　《生者の書－禁断の呪術－》で何度も蘇生したり、《ツタン仮面》で守る等したいところ。
　「禁じられた」シリーズとは攻撃力の低下を気にせず使用できるので相性がよい。

「攻撃対象を選択する」効果は、相手の攻撃宣言時に相手プレイヤーの対象選択に干渉（自分が選択）するだけであり、モンスター自体を対象にとらない。
よって、《魂を削る死霊》を攻撃対象に選択しても破壊されることはない。

吸血鬼のような外見のモンスターだが、残念ながら「ヴァンパイア」の名を持たない。
しかしアンデット族・レベル５のため《紅貴士－ヴァンパイア・ブラム》のエクシーズ素材となる事はできる。

Ｑ：このカードの効果の処理手順について教えて下さい。
Ａ：まず、相手が攻撃宣言を行い一旦攻撃対象を選択し宣言します。
　　その後、このカードのコントローラーである自分が攻撃対象を選択します。(13/02/09)

Ｑ：このカードが自分フィールドに存在する時、相手の《サブマリンロイド》等の効果による直接攻撃を自分フィールドのモンスターへの攻撃に変更することは出来ますか？
Ａ：はい、できます。
　　ただし、プレイヤーしか攻撃対象にできない《因幡之白兎》の攻撃の場合は、モンスターを攻撃対象に選択する事はできません。

Ｑ：自分フィールドにこのカード、《青眼の銀ゾンビ》、《ワイト》の３体が存在しています。
　　相手は《阿修羅》で攻撃したいと思っている場合、どのような処理を行えばいいのでしょうか？
　　（例えば、《ワイト》に攻撃して対象を変更された場合に再び《ワイト》に攻撃できるのか）
Ａ：《阿修羅》をコントロールしている相手は、既に戦闘を行ったモンスターを攻撃対象に選ぶ事はできません。(13/02/08)

Ｑ：自分フィールドに《ノーブル・ド・ノワール》と《マシュマロン》のみが存在しています。
　　相手の《バーサーク・デッド・ドラゴン》に、《マシュマロン》を複数回攻撃させる事はできますか？
Ａ：《バーサーク・デッド・ドラゴン》は「相手フィールドに存在する全てのモンスターに１回ずつ攻撃をする事ができる」モンスターであり、相手の《バーサーク・デッド・ドラゴン》が攻撃を行う際に、《ノーブル・ド・ノワール》の効果によって同じモンスターを何度も攻撃対象に選択させる事はできません。
　　相手の《バーサーク・デッド・ドラゴン》が１度目の攻撃を行う際に、自分が《マシュマロン》を指定しそれを対象として相手に攻撃宣言を行わせた場合、《バーサーク・デッド・ドラゴン》が２度目の攻撃を行う際には、《ノーブル・ド・ノワール》を指定し、それを対象に攻撃宣言させる事になります。(17/03/24)

Ｑ：効果を受けない《ＲＲ－アルティメット・ファルコン》は、《ノーブル・ド・ノワール》の効果を受けずに攻撃したいモンスターを攻撃できますか？
Ａ：いいえ、《ノーブル・ド・ノワール》のコントローラーが指定した攻撃対象に攻撃しなければなりません。(19/07/13)

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